韓国では最近、プロサッカーのKリーグに対する芸能人の“卑下発言”が物議を醸している。
事の発端は、去る12月27日に放送されたポッドキャスト番組『チョン・ヨンジン、チェ・ウクのメブルショー』でのこと。
番組内では、韓国SBSのサッカーバラエティ番組『ゴールを殴る彼女たち』で発生した操作疑惑が取り上げられた。
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タレントや女優、モデルなど各界で活躍する女性セレブたちが、サッカーが下手でも誠意にあふれたチーム愛とサッカーに対する学びの姿勢で死闘を繰り広げる同番組では、去る22日の放送分で「緊張感を助長する名目」で得点の順序が勝手に編集されていたことが発覚し、大きな議論となっていた。
そこで、サッカーという共通点からKリーグが放送のテーマに挙がった。すると、チェ・ウクは「(本当のスポーツを観たいのであれば)Kリーグを観た方が良い」という質問に対し、「サッカーとは違う。Kリーグは自分も見ない。Kリーグも操作した方がいいんじゃないか?本当に刺激がない」と卑下する発言をした。
これには共演者が「八百長は大きな問題だ」と注意するも、チェ・ウクは気にも留めない様子で「(Kリーグは)つまらない、つまらない」と繰り返し発言していた。
その後、チェ・ウクは自身の発言に問題を感じたのか「先ほどの私の(Kリーグ関連の)発言に対しお詫び申し上げます」と伝えるも、「大変申し訳ないとお伝えします。Kリーグは私が蘇らせます。本当にありがとうございます」と冗談交じりの謝罪を放っていた。
ただ、チェ・ウクは30日放送の『チョン・ヨンジン、チェ・ウクのメブルショー』で正式な謝罪をすることになった。
同日、司会者のチョン・ヨンジンが「(チェ・ウクが)月曜の放送で“Kリーグは面白くない”、“なぜ操作しないんだ”と話したことで指摘を受けている」と話すと、チェ・ウクは「ふざけることなく真面目に謝罪しなければならない。私の妄言であることは否定できず、弁明の余地がない」と謝罪した。
続けて、「妄言で傷ついた方たちに真摯にお詫びしたい」とし、「Kリーグ関係者とファンの皆さんにお詫び申し上げる」と述べていた。
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