G大阪に2点差追いつかれドロー…全北現代指揮官「残念だが貴重な勝ち点1得られた」【一問一答】

6月29日(日本時間)にウズベキスタンのロコモティフ・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループHの第2節で、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースはガンバ大阪(日本)と2-2で引き分けた。

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試合は前半2分のFWスタニスラフ・イリュチェンコ(30)、同17分のMF邦本宣裕(23)の得点で、全北現代が早々に2点のリードを得る。だが、ガンバ大阪FWパトリック(33)に同27分、31分と連続ゴールを許し同点に追いつかれ、後半はスコアが動かずドロー決着となった。

この結果、両チームはともに2試合終えて1勝1分とし、勝ち点4で同率に並んだ。ただ、得失点差で全北現代(+1)を上回るガンバ大阪(+2)が首位をキープした。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)記者会見に出席したイリュチェンコ(左)とキム・サンシク監督

試合後、全北現代からはキム・サンシク監督とFWスタニスラフ・イリュチェンコ(30)が記者会見に出席。

「すぐに同点に追いつかれたことが残念に思う」と悔しさをあらわにしたキム監督は「貴重な勝ち点1を得られた」とし、「決勝トーナメント進出のため残り試合の準備を進める」と前を見据えた。

先制ゴールを挙げたイリュチェンコも「ガンバ大阪の強いプレスからゴールを奪われ、難しい前半を送った」と振り返り、自身初のACLについて「(タイや日本のチームは)Kリーグの違うスタイル。個人的には新しい経験で嬉しい」と感想を明かした。

なお、第3節では全北現代が7月1日にタンピネス・ローバース(シンガポール)と、ガンバ大阪が同月2日にチェンライユナイテッド(タイ)と対戦する。

「100%満足はしていない」

以下、キム・サンシク監督、イリュチェンコとの一問一答。

―試合を振り返っての感想は。

キム監督「序盤に2ゴールを決めて幸先の良いスタートを切ったが、すぐに同点に追いつかれたことが残念に思う。結果的には貴重な勝ち点1を得られた。決勝トーナメント進出のため、残りの試合に向けてしっかりと準備を進める」

イリュチェンコ「最初の15分で2点差まで広げる良いスタートを切った。しかし、その後はガンバ大阪の強いプレスからゴールを奪われ、難しい前半を送った。それでも、後半は再整備してまた同等な試合をできたと思う。残念ではあるが、両チームとも納得できるだけの結果だったと思う」

―試合結果には満足しているか。前後半で競技力に違いがあったが、どのような影響があったのか。

キム監督「結果に100%満足しているわけではない。2ゴールを先に決めたにもかかわらず、勝利できなかったことが残念であり、KリーグとJリーグの対決で勝てずに残念だ。後半はホン・ジョンホを下げてパク・ジンソンを投入した。ホン・ジョンホのコンディションが優れなかったので早めに交代した。選手内には腹痛などで不調の選手もおり、その影響で変化の幅が大きかった」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・サンシク監督

―初戦は途中出場でプレーし、今日の試合は先発出場した。先発とベンチで違いはあるか。また、Kリーグとは異なる国際大会についてどう思うか。

イリュチェンコ「初戦は途中から出場したが、我々は短い期間に6試合を戦わなければならないため、体力配分が重要だ。タイのチームや日本のチームとは個人的に初めて対戦した。Kリーグのチームとは違うスタイルの試合をするようだ。個人的には新しい経験ができて嬉しかった」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)イリュチェンコ

―次の相手はどのように準備するのか。

キム監督「次の試合だけでなく、残りの4試合すべてが重要だ。最終節のガンバ大阪戦まで毎試合で集中しなければならない。残りの試合すべてで勝ち点3を取りたい」

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