2022年カタールW杯アジア2次予選を戦うサッカー韓国代表が、ユ・サンチョルさんを追慕する。
すい臓がんと闘病中だったユ・サンチョルさんは、6月7日にソウル市内の病院で死去した。49歳だった。
サッカー界全体がユ・サンチョルさんの死去を追慕するなか、韓国代表もこれに加わる。韓国代表は来る9日、スリランカとのW杯アジア2次予選を高陽(コヤン)総合運動場で控えている。
韓国サッカー協会(KFA)は8日、スリランカ戦でユ・サンチョルさんを追慕することを発表。アジアサッカー連盟(AFC)と協議し、試合前、電光掲示板に献呈映像を映し出し、黙とうを行うことで決定した。
また、代表選手は黒いアームバンドを巻き、スタッフは黒いリボンを付ける。
レッドデビルズ(韓国代表サポーターの愛称)との協議により決定した事項もある。
試合ではユ・サンチョルさんを追慕する意味で、菊の花66本が付着した横断幕を掲示。また、ユ・サンチョルさんが代表時に着用した背番号6番を追慕し、キックオフから前半6分まで応援を行わないことで決めた。
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