元清水エスパルスの韓国代表DFイ・キジェ(29、水原三星ブルーウィングス)が、5月の月間ベストゴールを受賞した。
韓国プロサッカー連盟は6月7日、5月の「G MOMENT AWARD」にイ・キジェが選ばれたことを発表した。
「G MOMENT AWARD」は、Kリーグ公式飲料スポンサーを務めるゲータレードがKリーグと提携し、昨シーズンから新設したベストゴール賞のこと。
毎月、勝利チームの選手が決めた得点の中で最も躍動的なゴールを2つの候補に絞り、Kリーグ公式SNS(インスタグラム、フェイスブック)でのファン投票で受賞者を決定。受賞者には賞金100万ウォン(日本円=約10万円)とトロフィーが与えられる。
これまで、3月は元サガン鳥栖のMFキム・ミヌ(31、水原三星)、4月はセルビア人FWフェイサル・ムリッチ(26、城南FC)が「G MOMENT AWARD」を受賞していた。
5月の「G MOMENT AWARD」候補はいずれもフリーキックによる得点だった。
イ・キジェは第18節の光州FC戦で後半ロスタイムに利き足の左足でフリーキックを沈め、チームを劇的な逆転勝利に導いた。もう1人の候補であるMFユン・ビッカラム(31、蔚山現代)も第18節の浦項スティーラース戦、右足のフリーキックで1-0の勝利に貢献していた。
ファン投票の結果、イ・キジェがユン・ビッカラムの計6224票(37.9%)を大きく上回る計1万1181票(62.1%)を獲得し、5月の「G MOMENT AWARD」に選ばれた。
今シーズンのKリーグで華々しい活躍が続くイ・キジェ。5日に行われた2022年カタールW杯アジア2次予選のトルクメニスタン戦では後半途中から出場し、29歳にしてA代表デビューも果たしただけに、今後のさらなる飛躍に期待したいところだ。
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