シーズン最終戦を華やかに飾った韓国代表MFイ・ガンイン(20、バレンシア)が、アジアサッカー連盟(AFC)の選ぶ週間最優秀インターナショナルプレーヤーの候補に名を連ねた。
AFCは5月27日(日本時間)、公式ホームページを通じて週間最優秀インターナショナルプレーヤーの候補者を発表した。
その中で、先週末に行われたラ・リーガ最終節ウエスカ戦で先発出場し、80分間プレーしたイ・ガンインの名も挙げられた。AFCは「イ・ガンインはアウェーでのウエスカ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。スコアレスドローだったが、数多くのチャンスを作り出していた」とスポットライトを当てた。
AFCの説明の通り、イ・ガンインはウエスカ戦で優れた活躍を披露。特に後半35分間は、ピッチ上の22人の中で最も目立ったプレーを見せた。持ち前のテクニックを武器にウエスカの守備陣を翻弄し、正確かつ創造性のあるパスでチームメイトのチャンスをもたらした。
これらの活躍から、試合後にはスペインメディア『エル・デスマルケ』から「イ・ガンインのプレーはリオネル・メッシのようだった。動きやパスすべてがマスタークラスだった」と絶賛もされていた。
韓国勢ではドイツで活躍中のMFチョン・ウヨン(21、フライブルク)も選ばれた。チョン・ウヨンはブンデスリーガ最終節フランクフルト戦で途中出場し、1ゴールを記録していた。
ほかでは、日本代表DF吉田麻也(32、サンプドリア)や同代表MF堂安律(22、ビーレフェルト)、同代表FW伊東純也(28、ヘンク)、イラン代表FWメフディ・タレミ(28、ポルト)、イラン人DFレザ・アサディー(25、ザンクト・ペルテン)、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(25、ジェノア)、女子オーストラリア代表サム・カー(27、チェルシーFCウィメン)、同代表DFクレア・ポーキングホーン(32、ビットショーGIK)が候補に選ばれた。
AFC週間最優秀インターナショナルプレーヤーの投票は、ホームページ上で来る30日まで行われる。
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