韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、得点の代わりにアシストでチームを勝利に導いた。
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2月28日(日本時間)、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでプレミアリーグ第25節トッテナム対バーンリーが行われた。試合はガレス・ベイル(31)の2ゴールのほか、ハリー・ケインやルーカス・モウラも得点したホームのトッテナムが4-0の大勝を収めた。
直近6試合で1勝5敗と不振に陥っていたトッテナムは、バーンリー戦の勝利で11勝6分8敗の勝ち点39を記録。得失点差でアストン・ヴィラを抜き、順位を8位に上げた。
25日に行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのヴォルフスベルガーをベンチで過ごしたソン・フンミンは、この試合で軽い身のこなしを披露。ベイルやケインとともにトッテナムの攻撃をけん引した。
そんなソン・フンミンは、試合開始から間もない前半2分にアシストを記録。左サイドから敵陣ペナルティエリア中央へグラウンダーのクロスを送ると、タイミング良くDFラインを抜け出したベイルが右足で合わせ、トッテナムが早々に先制点を挙げた。
その後、前半15分にケイン、同31分にモウラが追加点を挙げ、3-0のトッテナム大量リードで前半を折り返した。
ソン・フンミンは後半の序盤にも再びアシストを挙げた。後半10分、ハーフウェイライン付近からボールを運んだソン・フンミンは、右サイドでフリーとなっていたベイルに右足のアウトフロントキックでパスを供給。パスを受けたベイルは左足を力強く振りぬき、勝負を決定づける4点目に成功した。
この試合で2アシストを積み上げたソン・フンミンは、2020-2021シーズンの公式戦通算攻撃ポイント(ゴール+アシスト)を18ゴール15アシストとし、キャリア最多記録を再び更新した。
なお、ソン・フンミンはプレミアリーグの得点ランキングで4位タイ(13ゴール)、アシストランキングで単独5位(8アシスト)にランクインしている。
バーンリー戦後、『WhoScored.com』はソン・フンミンにチーム内4番目の評価点8.6を付与した。そのほか、2ゴール1アシストのベイルは両チーム最高の評価点9.6、ケインは評価点8.8だった。
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