今年の韓国プロ野球のリーグ優勝は、斗山ベアーズに決まった。
斗山は9月25日、蚕室(チャムシル)野球場で行われた試合でネクセン・ヒーローズに13-2で圧勝し、優勝へのマジックナンバーを全てクリア。4年連続で韓国シリーズに直行した。
この日の勝利によって斗山はシーズン86勝46敗を記録、132試合ぶりに優勝を確定した。
これはチーム史上3回目であり、144試合体制に変更後の最小試合数での優勝となる。
斗山の先発投手としてマウンドに上がったイ・ヨンチャン(李庸燦)は、5イニング7安打2四球8奪三振2失点と好投、シーズン14勝を達成した。
続いてマウンドに上がったギム・カンリュル、パク・シンジ、ハム・ドクチュも無失点でネクセンの打線を封じ、力を貸した。
打線ではキム・ジェホ(金宰鎬)が3打点をたたき出し、オ・ジェイルが満塁ホームランを放って優勝に貢献した。
チェ・ジュファンとキム・ジェファン、チョン・スビン(鄭秀彬)もマルチ安打を達成、攻撃を緩めなかった。
一方で、ネクセンは先発のイ・スンホ(李承浩)が5イニング3失点で役割を尽くしたが、クローザーらが打たれ続け敗北となった。
打線ではイ・ジョンフが3安打を打ち、ソ・ゴンチャン(徐建昌)、ジェリー・サンズがマルチ安打を放ったが、反撃には及ばなかった。