東方神起のチャンミンがデビュー21年越しにミュージカル俳優としてデビューを控えている。
ミュージカル『ベンジャミン・バトン』(原題)の制作会社EMKミュージカルカンパニーは3月27日、チャンミンとともにした公演文化マガジン『THEATRE plus』の最新カットを公開した。
チャンミンが出演するミュージカル『ベンジャミン・バトン』は映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の原作としても有名なF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原案に、EMKが2024年に新しく披露する創作ミュージカルだ。
劇中、チャンミンはタイトルロールでもあり、老人の姿で生まれてどんどん若返る男、ママが教えてくれた人生のスイートスポットがブルーだと確信し、彼女との愛を追いかけて一生を捧げるベンジャミン・バトン役を演じる。
2003年、東方神起のメンバーとしてデビューし、歌手や俳優活動を活発に繰り広げたチャンミンは、『ベンジャミン・バトン』を通じてデビュー21年目にしてミュージカル俳優デビューも果たす。
写真のチャンミンは深まった感性と奥ゆかしい目つきが目立つ。深く考えこんでいるようでも、人生を超越したような目つきが、まるでベンジャミン・バトンの特別な人生を圧縮したように見える。
今回のミュージカル『ベンジャミン・バトン』は歳月の流れと時間を逆行するベンジャミン・バトンの人生を「パペット」で演出するため、写真にもチャンミンと共に「パペット」が登場し、目を引く。
撮影後のインタビューで、チャンミンは「難しい作品でも挑戦したかった。最近は、ストレスを受けてでも、もう少し熾烈なところに自分を投げなければならないという気がする。これまでやってきたことと全く違う領域なので、とても不安で怖くもある。非常に複合的な感情だ」としながらも「一方ではこれまでの人生が喚起される時間でもある。20年間、活動をしながら慣れたことがあるが、ミュージカルを練習しながら新しい感情を感じている。歌手としても、人間としても成長するきっかけになっている」と告白した。
作品に一緒に登場するパペットについて「今まで私は自分の体で表現することをたくさんしてきた。そうではない、他の方法で人物の感情を表現しなければならないので、どうすれば響きがあるように伝えられるか悩んでいる」として「本当にたくさん勉強になるということを毎回感じている。この現場にいるということが本当にありがたいと思うこの頃」と付け加えた。
続けて「ミュージカルは私にとって全く新しい刺激だ。俳優として舞台に上がる私は新社会人のような立場なので、足りない部分が見えることもあるだろう。残念に感じる部分がないように最善を尽くし、私の努力と汗が観客の方々に届くように努力している」として「あまりにも多くのことが急変するこの時代に、何を見つめながら生きていくべきか悩んでいる方々がいれば『ベンジャミン・バトン』がヒントになることを願う。人生をより愛せる温かい時間を設けたい」と伝えている。
なお芸歴21年目となるチャンミンの初めてのミュージカル『ベンジャミン・バトン』は5月11日に開幕し、6月30日までソウル・世宗Mシアターで行われる。
◇チャンミン プロフィール
1988年2月18日生まれ。本名シム・チャンミン。2003年12月に東方神起としてデビューし、グループ内ではハイパートを担当している。爽やかなビジュアルとは裏腹に、毒舌な一面も。ネット上ではたびたび“チャンミンのドS発言集”、“毒舌まとめ”といったタイトルでユーモアセンスあふれる発言の数々が取り上げられる。芸能界屈指の美食家で、2019年にはレギュラー番組『糧食の良識』を通じて新鮮な魅力を披露した。本人曰く、ユンホとは「まったく正反対の性格」。2020年10月に一般女性と結婚し、2022年10月に父親となった。
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