現在、日本ではシリーズ3作目が絶賛上映中の『犯罪都市』シリーズだが、韓国では最新作の公開が控えている。
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3月11日にはソウルで行われた『犯罪都市4』製作報告会には、お馴染みのマ・ドンソク、パク・ジファンをはじめ、今作で敵役を演じたキム・ムヨル、イ・ドンフィ、そしてホ・ミョンヘン監督が参加した。
『犯罪都市4』でマ・ソクト(演者マ・ドンソク)が対峙するのは、大規模オンライン違法賭博組織を動かす元特殊部隊傭兵のペク・チャンギ(演者キム・ムヨル)と、IT業界の天才CEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)の2人だ。お馴染みのチャン・イス(演者パク・ジファン)、広域捜査隊、サイバーチームとともに、犯罪掃討作戦を展開する。
“残酷行為”によって界隈から追放された元傭兵ペク・チャンギを演じたキム・ムヨルは、「『犯罪都市』シリーズは1から観ていて、とても面白く、ファンだった。今回の出演は個人的にも非常に嬉しくて、たくさん期待した。撮影中もドンソクさん、ジファンさんと個人的な親交もあって面白かったし、毎回撮影現場に行く日は朝からワクワクして楽しかった。撮影にはいつも満足していた。披露できる日が近づいており、楽しみだ」と感想を伝えた。
続いて、敵役を演じた裏側については、「10kgも増量した。今回のキャラクターは短剣を使って技術で相手を制圧するため、むやみに増量するよりはキャラクターに合った体を作るために努力した。体作りは、これまでも度々やっていたので、申し上げるのが恥ずかしい」と謙遜さを示した。
『犯罪都市』シリーズは、毎回敵役に大きな注目が集まってきた作品でもある。それに対するプレッシャーについての質問には、「すべての俳優がそうだろうが、新しい作品に臨む姿勢は常に同じだろう。期待混じりの懸念というか。いつも2つが共存しているようだ。この作品を始めることになった時、私も期待が非常に多かったが、プレッシャーも非常に多きった」と告白。
一方で、「しかし、私がもっと考えて悩まなければならなかったのは、作品のキャラクターをどのように表現するかだったので、その部分にさらに集中しようと努めた。今回、台本制作がある程度終わったあと、ドンソクさんとジファンさん、スタッフの方々と一日をかけて、ペク・チャンギを強力な悪者にするか相談した。それだけ丁寧に作った」として、「今は観客の方々に映画をお見せする時なので、私の物足りなさは置いておいて、ペク・チャンギという人物をペク・チャンギというキャラクターとして記憶してほしいという気持ち程度のようだ」と心境を伝えた。
(記事提供=OSEN)
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