韓国で“お騒がせ女”として知られるアイドル練習生出身のハン・ソヒが「ある有名俳優に一晩一緒に過ごそうと打診した」と暴露し、名誉毀損の疑いで告発された。
韓国メディア『マネートゥデイ』は8日、「ソウル警察庁に法律事務所WILLのキム・ソヨン弁護士を代理人とした告発状が7日に受け付けられた」と報道。「ハン・ソヒは性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(通信媒体利用淫乱)、刑法上の脅迫、情報通信網利用の促進および情報の保護に関する法律違反(名誉毀損)などで告発された」と明らかにした。
ハン・ソヒとは、2016年にBIGBANGのT.O.Pと自宅で4度にわたって大麻を使用した容疑で起訴された元アイドル練習生で、これを機に世間は彼女に対する関心を大きくした。2017年に懲役3年と執行猶予4年を宣告されたが、執行猶予期間中にヒロポン投薬疑惑で裁判にかけられ、2021年に懲役1年6カ月の実刑判決が下った。
その間もハン・ソヒのお騒がせぶりはとどまることを知らなかった。当時人気を博していた男性アイドルに関する暴露を繰り返し、ターゲットとなった者たちが結果的にグループの脱退を余儀なくされたことは有名な話だろう。
2023年に刑期を終えて出所したハン・ソヒだが、このたび名誉毀損で告訴されるに至った経緯は以下のとおりだ。
ハン・ソヒは去る1月30日に「孤独部屋」と称されるオープンチャットルームで“ある俳優”とのトークのやりとりと思しきスクリーンショット画像を共有。これは瞬く間に議論となった。
スクリーンショット画像には「明日Bホテルに来てよ。ルームサービスを頼んで夕食を一緒にしよう。どうせ私のお金ではないから。それとも、XXXする? 」といった内容が記載されていた。議論が大きくなるとハン・ソヒは「自作自演だ」とし、アカウントを非公開設定にした。
告発人は「被告発人(ハン・ソヒ)がA氏(該当俳優)に“XXXしよう”とメッセージを送り、性的羞恥心や嫌悪感を抱かせた。また、返事が遅いという理由で恐怖心を抱かせるのに十分なほどの害悪を告知し、脅迫した」と説明し、「このトーク内容を不特定多数の目に入るオープンチャットに共有し、まるでA氏が被告発人と平素から性的な関係にあるように見せる方法でA氏の名誉を毀損した」と指摘した。
同氏は「被告発人は議論になるや“じつは自作劇だった”と主張したが、実際にトークのやりとりが行われたと思しき日に自身のSNSにBホテルのスイートルームらしき写真が掲載されていた」とし、「さまざまな状況を見ると、一連の内容は事実と推測される」とハン・ソヒの主張の矛盾点についても明らかにした。
さらに、A氏の現状については「“麻薬の前科を持つハン氏と性的な関係を持つほどの深い間柄だ”といったデマが拡散され、A氏は取り返しのつかない大きな被害を受ける事態になった」と主張している。
A氏がいったいだれなのか、そしてハン・ソヒとそもそもどのような関連があるのかは明らかになっていない。出所したばかりという立場で変わらぬスタンスを貫く彼女に、業界関係者は疲弊するばかりだろう。
■【写真】故ク・ハラの納骨堂参りしたハン・ソヒ「キムチチゲ召し上がれ」
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