人妻との不倫疑惑に包まれた俳優カン・ギョンジュン（41）の妻で、女優のチャン・シニョン（40）が今後について立場を示した。
チャン・シニョンは8月19日、自身のインスタグラムに長文を投稿した。
その投稿でチャン・シニョンは、まず「これまで私たち家族を大切にしてくださり、愛してくださったすべての方々に失望を与えてしまったことをお詫び申し上げる」と頭を下げた。
「これまで時間がどう過ぎていったのかもわからないまま、暗いトンネルのような日々を過ごした」というチャン・シニョンだったが、「子供たちを私が守らなければいけない。まだたくさんの日々を生きるべき大切な私の人生、その人生よりも大切な子供たちを守らなければならない」と強く感じたと明かした。
そして「夫（カン・ギョンジュン）と多くの話をした。数え切れないほど自責し、反省した。文章にするのも難しい苦痛の時間を過ごしたが、私たちはただ子供たちのために、再び一つの家庭の中で生きていこうと思う」と知らせた。
また、「非常に慎重なお願いだが、夫に対する過度な非難は控えていただければと思う。子供たちが目にすることを心配している。どうかご理解ください」と付け加えた。
チャン・シニョンは2006年にBOFマーケティングの理事だったウィ・スンチョルと結婚し、翌年には息子を出産した。しかし2009年に離婚した。
その後、2018年にカン・ギョンジュンと再婚。連れ子の長男、2019年9月に2人の間に生まれた次男と一緒にバラエティ番組にも出演した。カン・ギョンジュンは、連れ子も愛する“優しいパパ”のイメージで人気を博した。
しかし昨年12月、自分の妻とカン・ギョンジュンが不倫したというA氏がソウル中央地方裁判所を通じて、5000万ウォン（約500万円）相当の慰謝料請求訴訟を提起した。A氏はカン・ギョンジュンを自分の妻と不倫した「相姦男」と名指しし、「カン・ギョンジュンが人妻であることを知りながらも不正行為を犯した」と主張した。
カン・ギョンジュンの不倫疑惑は大きな騒動となり、7月に初の弁論期日が開かれたが、裁判は請求の「認諾」で終結した。認諾とは、被告（カン・ギョンジュン）が原告（A氏）の請求が正しいことを認め、これをもって裁判を終わらせることを意味する。
カン・ギョンジュン側は「カン・ギョンジュンさんは事実関係を争う過程で、相手と家族、そしてこれを見守る方々に傷と不便を与える状況は、これ以上耐え難いという意見をくださった。これに伴い、私たちの法律事務所はカン・ギョンジュンさんの意見を尊重し、相手方の請求を受け入れる請求認諾で今回の訴訟を終結することになったことをお知らせする」と明らかにした。
カン・ギョンジュンの不倫に関する裁判は終わったものの、家庭の今後が不透明だった。そんななかで今回、チャン・シニョンが「ひとつの家庭の中で生きていく」と知らせ、大きな注目が集まっている。
チャン・シニョンの文章全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、チャン・シニョンです。皆さん、これまでお元気でお過ごしでしたか？
久しぶりにご挨拶をするのに、良くないお知らせの後でお話しすることになり、心が晴れません。
まず、これまで私たち家族を大切にしてくださり、愛してくださったすべての方々に失望を与えてしまったことをお詫び申し上げます。
それに先立ち、この件でご迷惑をおかけした方々にまず謝罪の言葉をお伝えします。私たちに過分なほど惜しみない支援と応援を送ってくださったのに、その温かく大きな心に背いてしまったことが本当に申し訳ない限りです。これまで時間がどう過ぎていったのかもわからないまま、暗いトンネルのような日々を過ごしました。
ある日、目を閉じていたとき、久しぶりに訪れた静けさと平和がとても心地よく感じられました。このまま時間が永遠に止まってほしいと思いました。しかし、その静けさを破るように、子供が「ママ」と私を静かに呼びました。その瞬間、子供の声と共に、はっと我に返りました。
ああ、私は立ち止まってはいけない。私たちの子供たちを私が守らなければいけない。まだたくさんの日々を生きるべき大切な私の人生、その人生よりも大切な子供たちを守らなければならないと…。
最も辛い時間を過ごしたのは、もしかしたら子供たちだったかもしれません。心に傷を負わせ、経験しなくてもよいことを経験させてしまったことに、親として申し訳ない気持ちでいっぱいです…。
夫と多くの話をしました。数え切れないほど自責し、反省しました。文章にするのも難しい苦痛の時間を過ごしましたが、私たちはただ子供たちのために、再び一つの家庭の中で生きていこうと思います。
非常に慎重なお願いですが、夫に対する過度な非難は控えていただければと思います。万が一で、子供たちが目にすることを心配しています。どうかご理解ください。
この件で本当に多くの方々が私に慰めと応援を送ってくださいました。その温かい一言一言が、私を再び立ち上がらせてくれました。送ってくださったすべての方々に、心から感謝いたします。次はぜひ良いことで、笑顔でご挨拶できればと思います。
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。
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