麻薬隠蔽に代表からの脅迫…YGの闇を打ち明けた人物は、“T.O.Pの元麻薬仲間”

2019年06月14日 話題 #V.Iスキャンダル

今年初めに元BIGBANGのV.I発端の「バーニングサン事件」が起きた当初、YGエンターテインメント(以下、YG)のヤン・ヒョンソク代表は世間から“所属アーティストを統制できなかった代表”として批判を受けた。しかし、YGを取り囲むトラブルが絶えないことから、現在は“議論の中心人物”となって大きな関心を集めている。

韓国メディアによると、最近グループを脱退したiKONのB.Iに関する麻薬購入の供述をした人物A氏が、元アイドル練習生ハン・ソヒであることがわかった。ハン・ソヒは、ヤン・ヒョンソク代表が自身を脅迫し、懐柔しようとしたと主張している。

(関連記事:iKONのB.Iに麻薬使用疑惑が浮上。共犯A氏の証言も

ハン・ソヒは2016年8月に麻薬使用容疑で緊急逮捕され、取り調べを受けた。その後BIGBANGのT.O.Pと共に麻薬を吸引した事実も報じられ、一躍注目人物となった。取り調べ当時、ハン・ソヒはB.Iと交わしたカカオトークのメッセージ内容について認め、「B.Iの要求でLSD(危険薬物)10枚を宿所付近で渡した」と供述したという。

(写真=ハン・ソヒのInstagram)

ところが、ハン・ソヒは弁護士が同行した3回目の調査で「B.Iに麻薬を買ってあげたことはない」と供述を覆した。よって警察はB.Iに対して特に調査を行わず、ハン・ソヒと麻薬のディーラーのみ立件して検察に送致することとなった。

代表自ら「すべての陳述を覆せ」と…

韓国KBSは6月13日、当時の騒動に関するヤン・ヒョンソク代表の脅迫説を報じた。

報道によると、ヤン・ヒョンソク代表はハン・ソヒを呼び出してB.Iに関する供述を覆すよう強要し、「お前に不利益を与えることは簡単だ。韓国のプロダクションに所属する芸能人たちは、麻薬検査をしても出てこない。定期的に麻薬検査を行い、麻薬が検出されれば日本に送って成分を摘出する。だから検出できない」と伝えた。

さらに「私は所属アーティストがそんな問題で警察署に行くのが嫌だ。お前には十分な謝礼を払って弁護士も専任してやるから、警察署に出向いてすべての陳述を覆せ」と要求したという。

過去の疑惑が明るみに出たことによって、世間は警察の癒着や手抜き捜査を疑っている状況だ。議論が表面化した現在、警察はB.Iに対する再捜査を検討している。

ハン・ソヒは6月14日、自身のSNSを通じて「私は、自らの罪を軽くするために訴えかけているのではない。なぜなら、2016年8月のLSD及び大麻を使用した件、2016年10月にT.O.Pと共に再び大麻を使用した件が併合されて、すでに処罰を受けているから」と切り出し、「私は“販売”ではなく、“交付”をした。自分のお金でディーラーC氏から購入して、その金額をキム・ハンビン(B.I)に伝えた」と打ち明けた。

ハン・ソヒはさらに、ヤン・ヒョンソク代表に対しても言及している。

「(私が)売人だと言われるけど、そうではない。金銭的に得をすることはなかったから。ちゃんとしたインタビューを通じて明らかになるでしょう。

交付について再び調査が行われる場合、誠実に調査を受ける。私が心配しているのは、ヤン・ヒョンソクがこの事件に直接介入して脅迫したということや、警察との癒着が核心点なのにも関わらず、情報提供者が私という理由だけで“焦点が私に集中するかもしれない”ということ」

B.Iの麻薬使用容疑に対する批判の矛先は現在、ヤン・ヒョンソク代表に向けられている状況だ。

【写真】故ク・ハラの納骨堂参りしたハン・ソヒ「キムチチゲ召し上がれ」

韓国「最高のイシューメーカー」となった元アイドル練習生ハン・ソヒ

BIGBANG・T.O.Pがハン・ソヒとの事件に言及「極端な選択を…」

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