来る8月9日に韓国公開を控える映画『コンクリートユートピア』(原題)から、迫力満点のスチールカットが解禁となった。
本作は、大地震によって廃墟化したソウルを舞台に、唯一残されたマンションに生存者が集まることでストーリーが展開してゆく。韓国では公開前から既存のパニック映画との差別化を実現した話題作とされており、今回お披露目されたスチールカットはいずれも超大型セットを用いたシーンだ。
なかでも、ストーリーのメインとなる皇居アパートのセットは製作期間だけで5カ月を要している。実際の3階建てに準ずるスケール感はもちろん、廊下から階段にいたるまでアパートの隅々を生々しく具現化し、観客がより映画の世界観に入り込める仕様となっている。
内部のインテリアに関しても同様だ。アパートという類似した構造でありながら、各住人の人生がにじみ出る仕上がりとなっており、細部にまでこだわった制作陣の熱意を感じられる。
オム・テファ監督はこだわりのセットについて「アパートが映画の主題と密に接しているため、とても重要だった」とし、「この家には、それぞれのキャラクター性を抱えて『コンクリートユートピア』の主人公のように登場してほしいと思った」と語っている。
イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンと、出演陣の豪華な顔ぶれが注目されている『コンクリートユートピア』だが、既存のパニック映画と一線を画した大胆なセットも必見だ。
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