「広告に出ない宣言」を約11年ぶりに撤回した“韓国のブリトニー”、そもそも出演しなかったワケは?

2023年07月16日 話題

“韓国のブリトニー”と呼ばれる歌手イ・ヒョリ(44)が広告界への復帰の意思を明らかにし、注目を集めた。

【写真】「44歳!?」イ・ヒョリの超絶ビジュアル

イ・ヒョリは最近、自身のインスタグラムを通じて「また広告をやりたいです。広告の問い合わせはAntennaミュージック(所属事務所)へ」と知らせ、1枚の写真を公開した。

公開された写真は、イ・ヒョリがジーンズの広告モデルとして活躍していた過去の写真だった。

かつては“CM女王”の一人

かつてイ・ヒョリは2000年代から2010年代まで、ジーンズ、携帯電話、焼酎など様々な広告モデルとして活躍し、全盛期を迎えた。

しかしイ・ヒョリは2012年、公益広告を除くすべての商業広告への出演を中断すると宣言し、大衆を驚かせたことがある。

(写真提供=OSEN)イ・ヒョリ

これと関連してイ・ヒョリは、2013年にバラエティ番組『ラジオスター』(MBC)に出演し、「私は、それを食べたから痩せたのではなく、その化粧品を使ったから綺麗になったわけでもないのに、(広告では)そんなふうに言うではないか。もともとは何も考えていなかったが、長く活動していると大衆が友達のように感じられて、率直な話がしたくなった」と、商業広告への出演を中断した理由を明らかにした。

またイ・ヒョリは別の番組でも、「稼ぐだけ稼いだからこういう話もできる」とし、「ある日、私が広告しているダイエット薬を友人が妻にあげるために大金をかけて買ったと話した。その友人は、その薬を買うために給料の半分を使ったのだが、実は私はその薬を飲んで痩せたわけではなかった。良心に引っかかった」と打ち明けた。

その後、イ・ヒョリは聴覚障がい者が運営する手作り靴の広告や、生分解性プラスチック容器で作られた環境にやさしいハンドクリームの広報など、“善良な影響力”を行使できる分野でだけ広告モデルを務めた。

そんな良心を土台に広告モデルの拒否を宣言してから約11年。再び「広告をやりたい」との意思を表わしたイ・ヒョリが、どんな歩みを見せるか関心が集まる。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ヒョリ プロフィール

1979年5月10日生まれ。女性アイドルグループFin.K.L.(ピンクル)のメンバーだったが、2003年からのソロ活動で大ブレイク。“韓国のブリトニー・スピアーズ”と称された。その一方で、交際男性を公表したり、子供時代のイジメ体験を告白したりとエピソードも多数。韓国では「イ・ヒョリ“シンドローム”」なる造語が誕生するほど、絶大な人気を誇る。2013年7月には実力派ミュージシャンのイ・サンスンと結婚し、済州島(チェジュド)に生活拠点を移した。バラエティ番組『ヒョリの民宿』で披露したオーガニックな暮らしぶりが話題を呼んだ。

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