「近くの住民の方々に迷惑をかける恐れがあるので当分の間、予約制で運営しなければならないようです」
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“韓国のブリトニー・スピアーズ”歌手イ・ヒョリが夫のイ・サンスンと一緒に開業した済州道(チェジュド)のカフェを、オープンからわずか2日で予約制に変更した。理由もイ・ヒョリらしかった。いつも周囲と人々と一緒に生きていく人生を追求してきた彼女だからこそ、今回の彼女の決定も失望ではなく、感動を与えた。
先立って7月3日、イ・ヒョリとイ・サンスンがオープンしたカフェは、インスタグラムを通じて「暑いなかで長らく待ってくれた方々、材料を使い果たし、これ以上お客様を受け入れることができずにお帰りになった方々、本当に感謝し、申し訳ありません」と伝え、カフェオープンから2日で驚きのニュースを伝えた。
その理由について彼らは、「このまま営業すると近隣住民の方々に迷惑を与えると思い、当分は予約制で運営しなければならないという結論を下しました」とし、自分たちのカフェに客が集中した場合、周辺住民や競合カフェに被害を及ぼす可能性があることを考え、ファンにも「ご了承を願い、7月3日の日曜日は再整備のために休みます」と状況を落ち着いて説明した。
それもそのはず、イ・ヒョリとイ・サンスンがオープンしたカフェは、一日で口コミが広がり、一帯が“麻痺”するほど話題になった。
先立って7月1日、SNSとオンラインコミュニティ掲示板を中心に、イ・ヒョリ&イ・サンスン夫婦のカフェオープンのニュースが伝えられ、有名ポータルサイトのリアルタイムランキングで上位圏を占めるほど多くの関心を集めた。彼らがカフェをオープンさせた済州道・旧左邑(クジャウプ)一帯が麻痺するほどだった。
当時カフェを訪問した人物は、これまで噂が飛び交っていたところにイ・ヒョリ&イ・サンスン夫婦がカフェをオープンしたとし、訪問レビューを残した。そのレビューは速いスピードで拡散された。やはりスーパースター、イ・ヒョリ効果が十分に発揮されたわけだ。
多くの人々の祝福が殺到したにもかかわらず、イ・ヒョリは近隣住民に迷惑を与える恐れがあるという判断の下、最終的にカフェを予約制に変更した。普段から他人に迷惑をかけるよりも、共生していく人生を追求してきた彼女であるため、ファンもイ・ヒョリの決定に失望ではなく、理解を示す雰囲気だ。
むしろ、いくつかのネットユーザーは「それでこそイ・ヒョリだ」「あれほどお客さんが殺到すれば欲が出ることもありうるが、他人に被害を与えないようにしようとする努力が見える」「オープン2日でそんな決定を下すことは容易ではないはずなのに…むしろ感動した」と、肯定的な反応を見せている。
なおイ・ヒョリとイ・サンスンは結婚後、済州で居住している。2017年には韓国JTBCのバラエティ番組『ヒョリの民宿』(原題)を進行し、済州での生活を公開したりもした。放送後、イ・ヒョリが暮らしていた家の周辺に多くの観光客が集まったことで、他の所に引越すという選択を取った経緯がある。そして番組で紹介された空間は、ファンのための空間に変えたりもして、感動を与えたりもした。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ヒョリ プロフィール
1979年5月10日生まれ。女性アイドルグループFin.K.L.(ピンクル)のメンバーだったが、2003年からのソロ活動で大ブレイク。“韓国のブリトニー・スピアーズ”と称された。その一方で、交際男性を公表したり、子供時代のイジメ体験を告白したりとエピソードも多数。韓国では“イ・ヒョリ・シンドローム”なる造語が誕生するほど、絶大な人気を誇る。2013年7月には実力派ミュージシャンのイ・サンスンと結婚し、済州島(チェジュド)に生活拠点を移した。バラエティ番組『ヒョリの民宿』で披露したオーガニックな暮らしぶりが話題を呼んだ。
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