韓国ドラマ『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』(ENA)がミスを認めて謝罪した。
5月18日午後、『ボラ!デボラ』(ENA)のスタッフは「5月9日、『ボラ!デボラ』第9話の放送で言及された特定の台詞で、不快感与えたことを謝罪する」として公式声明を明らかにした。
続けて「歴史的な事実に対して正確に言及すべきだったが、慎重かつ細心な考慮ができなかった」とし、「歴史的な悲劇を軽く消費しようとする意図は決してなかったという点を申し上げ、もう一度心より謝罪する。これからは製作に一層慎重を期す」と頭を下げた。
問題視されたのは5月10日に韓国で放送された第9話で、主人公のデボラ(演者ユ・インナ)とイ・スヒョク(演者ユン・ヒョンミン)の会話シーンだ。
このシーンでデボラは自分磨きの重要性を説明しているのだが、例えとして第二次世界大戦でドイツが設置した「アウシュヴィッツ強制収容所」を持ち出したのだ。
放送後、当該シーンが物議を醸すと、韓国のみならず、海外からも非難が殺到する事態となった。
『ボラ!デボラ』の公式声明全文は以下の通り。
◇
ENA『ボラ!デボラ』のスタッフです。
5月10日、『ボラ!デボラ』第9話の放送で言及された特定の台詞により、ご不便をおかけしたことをお詫びします。
歴史的事実に対する正確な見解で言及すべきだったが、慎重かつ細心に考慮できませんでした。
歴史的悲劇を軽く消費しようとする意図は決してなかったことを申し上げ、改めて心よりお詫び申し上げます。これからは製作にもっと慎重を期すようにします。
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