法医学の専門家が、アン・ソンギさんの死について分析した。
最近、ソウル大学医学部の法医学教授であるユ・ソンホ氏は、自身のYouTubeチャンネルを更新。
「がん患者の気道閉塞による死亡は防げるのか?」というタイトルの映像を公開した。
ユ教授は動画内でアン・ソンギさんの死因について説明している。「血液がんには大きく分けて白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫の3種類がある。新聞の報道を見ると、アン・ソンギさんはリンパ腫だったとされている」と説明した。
続けて「アン・ソンギさんは気道閉塞で亡くなったとされているが、がん患者において気道閉塞は決して一般的なことではない」とし、「気道を塞ぐには、餅やグミのように粘着性の強いものが喉頭や気管の入り口を完全にふさぐ必要があるため、そう頻繁に起こることではない」と述べた。
さらに「多くの場合、頭頸部がん、食道がん、胃がんの患者が抗がん治療を受ける過程で、嚥下に使われる咽頭や喉頭の筋肉が弱くなり、発生することがある」と付け加えている。
また別の要因として、「強い痛みを抑えるため、フェンタニルやモルヒネなどの麻薬性鎮痛薬を使用すると意識が混濁しやすくなる。全身の状態が悪化した状態で咳反射が起こらなければ、食べ物がそのまま詰まってしまう可能性がある」と説明した。
がんや結核、心不全などの慢性疾患の終末期に現れる代謝症候群である悪液質も、原因になり得るという。ユ教授は「高齢になると筋力が低下し、飲み込む力が弱くなることで、気道閉塞のリスクはさらに高まる」と指摘した上で、「がん患者であっても、気道閉塞は決してありふれたことではない」と強調した。
「標準化された治療を早期に適切に受け、回復している人はまったく心配する必要はない。本来は起こらないが、先ほど挙げたような特殊な条件が重なった場合には起こり得る」と結託した。
なお、血液がんで闘病していたアン・ソンギさんは昨年12月30日、自宅での食事中に食べ物が喉に詰まって倒れ、集中治療室で治療を受けていたが、1月5日に亡くなった。
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