イ・ビョンホンの妻で女優のイ・ミンジョン、11年ぶりの映画で嬉しかった感想とは?母としての思いも

2023年01月07日 映画

イ・ミンジョンは『スイッチ』が公開されたあと、とある記者の「知っている味だけど美味しい」という表現が最高だったと感嘆したという。

キムチチゲの味を知らずに毎日食べているのではないように、容易に想像できる味だが美味しいという意味の言葉に、「(結局)映画もクラシックであまりにもありきたりなのに観てしまうのではないか。『スイッチ』の台本を初めて読んだ時、結末が分からなくて気になって読んだわけではない。スリラーではないから」と話した。

(写真=ロッテエンターテインメント)イ・ミンジョン

映画界に憧れ、演出などの仕事がしたくて大学(成均館大学演技芸術学科)進学と女優を始めた彼女が、11年越しにスクリーンへと舞い戻った理由は何だろうか。

「映画というジャンルは女優の役割があまりない。そんななか、女優が響きを与えながら温かく(印象に)残る作品を選択するのは容易ではない。映画は10年、20年経っても取り出して所蔵する本のような感じだ。私のコレクションにこういうのがあったらいいなと思うため、中途半端に選べず慎重になる」

今作では、爽やかな初恋相手の姿から二児の母、そして妻として愛らしくもリアルな主婦の姿を自然に表現しているイ・ミンジョン。主婦としての自身の実際の姿については、「すべての母親は同じだ。仕事をする時以外は最大限の時間を子供と過ごし、話もたくさんする」とし、「結婚と出産が遅かった友人たちと比べて、私が早かったので妊娠した時に育児本を50冊ほど読んだ。(生後)36カ月までに子供の愛着がよく形成されれば一生が楽だと言っていたので、36カ月が経つまでは撮影があっても徹夜して子供と遊んであげた」と笑った。

(写真=ロッテエンターテインメント)イ・ミンジョン

クォン・サンウ演じるパク・ガンの人生がクリスマスに一変したように、イ・ミンジョンもそのような体験ができるならば結婚前に戻りたいと微笑んだ。「大学生活を熱心に送ったが、学生街で張り切って遊んだりはしなかった。昨日、同期たちとの忘年会があったが、あっという間に21年が過ぎた(ように感じた)。再び学生時代に戻ったら、1分1秒も無駄に過ごさず、もっと遊ぶだろう。ハハハ」と笑顔を見せた。

◇イ・ミンジョン プロフィール

1982年2月16日生まれ。2005年のドラマ『愛・共感』でテレビドラマデビュー。その後、ドラマや映画に出演し、2009年の『花より男子~Boys Over Flowers』でイ・ミンホ演じる主人公の婚約者に扮してブレイクした。2012年8月にイ・ビョンホンとの交際を認め、2013年8月に結婚。2015年3月に息子を出産した。明るい性格や巧みなコメント力でSNS上でも影響力が大きい。

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