俳優チョン・ウソンが監督として挑戦した初めての長編映画『保護者』(原題)が、第47回トロント国際映画祭に正式出品作品として招待された。
トロント国際映画祭執行委員会側は7月28日(現地時間)、『保護者』がスペシャル・プレゼンテーション部門に出品されることを明らかにした。
本作は10年ぶりに出所し、自分を追う過去から抜け出し、平凡に生きようとするスヒョクの話が盛り込まれたアクション映画。斬新なストーリー展開とともに個性的なキャラクター、スタイリッシュなアクションで期待を集めている。
『保護者』が選定されたトロント国際映画祭は毎年9月に開催され、アカデミー賞の前哨戦ともいわれる北米最大の国際映画祭。スペシャル・プレゼンテーション部門は、これまでポン・ジュノ監督の『母なる証明』(2009)、キム・ジウン監督の『悪魔を見た』(2010)、『密偵』(2016)、パク・チャヌク監督の『お嬢さん』(2016)、キム・ソンス監督の『アシュラ』(2016)、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』(2019)など、韓国を代表する監督の作品が招待されたことがある。
特に、チョン・ウソンは初の監督作であるにもかかわらず、影響力のある国際映画祭に招待され、その演出力を認められるようになった。
さらに、チョン・ウソンは監督だけでなく、主演のスヒョク役を演じ、深みのある演技とパワフルなアクション演技を披露する予定だ。
そんな映画『保護者』の初お披露目となる第47回トロント国際映画祭は、カナダ最大の都市トロントにて9月8日から18日まで開催される。
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