映画『魔女Part2. The Other One』(原題)の主人公に抜擢された新人女優が、新たな原石として光り輝いている。
去る6月15日に韓国で封が切られた本作は、焦土と化した秘密研究所アークで一人生き残り、外界へと出てきた少女の前に、それぞれ異なる目的を持った勢力が集結するというアクション映画だ。
主人公の少女を演じたシン・シアは、1408倍の競争率を勝ち抜いて抜擢されたということもあり、公開前から熱い関心を寄せられてきた。
劇中シン・シアは、実験室に閉じ込められて過ごした少女が、外界へと第一歩を踏み出した時に見せる子供のような純粋さや、超人的な力を爆発させる姿まで、セリフではなく目つきと表情だけで繊細に表現し、キャラクターの存在感を強固なものとしている。
特に少女を演じるため、鏡やスマートフォンのカメラで自身の姿を確認しながら練習を繰り返し、初主演作にもかかわらず正反対の魅力を併せ持ったキャラクターを完璧に演じきっているため、韓国では“シン・シアの発見”という好評を得ている。
『魔女2』の主役として、観客に強烈な印象を与えたシン・シアが、今後、どのようなキャリアを築いていくのかに注目が集まっている。
なお『魔女2』は公開と同時にボックスオフィス1位を獲得し、現在は観客動員数200万人が目前に迫っている。また日本を含む世界100カ国以上に販売されており、世界規模での大ヒットが期待されている。
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