なんと“躁うつ病”を患っていたことも告白。超人気スターが躁うつ病に悩まされてきたという事実はショッキングだった。
この病もあってチャン・グンソクは兵役判定検査で4級判定を受け、軍隊生活を送る代わりの代替え処置として、社会服務要員として兵役を務めることになり、2018年7月16日から4泊5日の社会服務基本素養教育を受けたあと、ソウル消防災難本部に配属されている。
ソウル消防災害本部は、日本でいうところの東京消防庁だ。
社会服務要員は軍隊での兵役生活と違って、自宅から通勤でき土日も休めるなど一般社会と隔離されることはないが、「公務員に準ずる身分」ということになっている。
わかりやすくいえば、勤務している職場の職員と同じような身分だということだ。
つまり、チャン・グンソクは消防職員という立場にある。
詳しい任務については明らかにされていないが、ソウル消防災害本部には「消防行政課」「災難対応課」「予防課」「安全支援課」といったさまざまな部署があり、チャン・グンソクはいずれかの部署にいるわけだ。
そのチャン・グンソク。芸能活動は一時休止中だが、スター時代から地道に続けている慈善活動は兵役中であっても熱心だ。
例えば2018年12月には、低所得世帯が暮らす地域の住人たちに練炭1万3000個を贈っている。2019年4月に韓国・江原道(カンウォンド)地域で山火事が発生したときには、被害地域に1億ウォン(約1000万円)を寄付している。兵役期間中であっても「善行」を続けているわけだ。
そんなチャン・グンソクの兵役が終わるのは、2020年6月の予定。
それまでの間、 “うなぎちゃん”(チャン・グンソクの熱狂的ファンたちの総称)にとっては寂しい日が続くだろうが、兵役をしっかりと務めたチャン・グンソクが笑顔で戻ってくるその日が来ることを、静かに待ちたい。