「国民の力」党のチャン・ジェウォン議員が自身の息子で、ラッパーのノエル(NO:EL、本名チャン・ヨンジュン)の拘置所での“恩恵疑惑”について立場を明らかにした。
【注目】国会議員の“放蕩息子”ノエル、今度は何をやらかした?
先立って3月2日、とある韓国メディアが昨年10月に拘束されたノエルは2週間の隔離期間を経た後、現在まで約5カ月間、ソウル拘置所の独房に収容されていると報じた。
するとノエルが独房にいるのは、特別な恩恵を受けているからだとの議論が起きた。
チャン議員は同日、フェイスブックに「息子の問題が発生した後、私はどんな介入もしていないことを明確にする」とし、「ノエルではなく、チャン・ジェウォンの息子と呼ばれる状況で、敏感な問題であることをよく知っているため、息子の問題について事件発生や収容状況など、どんな問題についても言及したり、介入したりしたことがない」と明らかにした。
続いて「報道が出た後、弁護士側に調べてみると、ノエルはむしろ雑居房を望んだが、拘置所側が管理問題を挙げて独房に決めたという話を伝え聞いた」とし、「5カ月を超える独房生活をしている息子を置いて、恩恵だというのだから話にならない」と指摘した。またチャン議員は「血の涙が出る」とも述べた。
ソウル拘置所側は「独居収容がむしろ大変な収容者もいるだけに、独居収容を特別な恩恵と見ることはできない」とし、「矯正当局が特定の人に配慮する理由もない」と話した。
ノエルは昨年9月18日22時30分頃、ソウル瑞草(ソチョ)区にある交差点でベンツを運転し、他の車と接触事故を起こした。その後、出動した警察官の飲酒測定に応じず、警察官の頭を叩いた容疑を受けている。
彼は以前にも、2019年9月に麻浦(マポ)区で酔ったまま車を運転してバイクに追突した容疑を受け、2020年6月に懲役1年6カ月、執行猶予2年を宣告されたことがある。
■韓国国会議員、“放蕩息子”が事故&暴行で窮地に…「資格はく奪せよ」に12万人が賛同
前へ
次へ