韓国の政党「国民の力」チャン・ジェウォン議員の息子であり、ラッパーでもあるノエル(NO:EL、本名チャン・ヨンジュン)が飲酒運転事故と暴行事件以来となる音楽活動を再開したなか、再び暴言で物議を醸した。
【注目】韓国議員の“放蕩息子”がヤバい…飲酒運転&運転手すり替えで裁判に
ノエルは4月19日、インスタグラムを通じてライブ放送を行い、ファンとコミュニケーションをとった。
彼は、「アルバムが出ると、また悪口を言われると思うが心構えは?」という質問に、「僕はコメントを見ない。その人たちはそれなりに熱心に生きるだろう」とし、「あまり気にしない」と述べた。続いて「僕を罵る人は、ほとんどが“テケムン”だから」とし、「“テケムン”たちは人間ではない。虫だ」と付け加えた。
“テケムン”とは「頭が割れても文在寅」を略した言葉で、盲目的に文在寅大統領を支持する人たちを嘲笑するニュアンスがある。
ノエルはこれまでも数々の物議を醸してきた。
先立ってノエルはMnetの音楽番組『高等ラッパー』(原題)に出演して顔を知らせたが、当時、未成年者にもかかわらず、性売買の試みや不倫の内容が盛り込まれた過去メッセージが公開され、出演1回で降板となった。
またノエルは2019年9月に飲酒運転で事故を起こし、運転手をすり替えた疑いで在宅起訴され、2020年6月の1審で懲役1年6カ月、執行猶予2年を宣告された。今年2月には暴行事件に関与し、非難に上がったりもした。
ノエルは最近、ワンマンレーベルであるGlitched Companyを設立し、本格的な活動を予告した。
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