スキャンダルの余波?『サイコ』女優ソ・イェジの復帰作が「放送予定」の資料から抜けていたワケ

2022年01月30日 テレビ #ソ・イェジ

『サイコだけど大丈夫』で日本でも人気を博した女優ソ・イェジの復帰作をめぐり、最近、ちょっとした騒動があった。

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そもそもソ・イェジはNetflixでも配信された『サイコだけど大丈夫』で、超個性的な絵本作家を熱演し、一気にスターダムに上がった。しかし2021年4月、以前の恋人だった『愛の不時着』出演俳優キム・ジョンヒョンを“操縦”したとの疑惑を受けた。

キム・ジョンヒョンがドラマ『時間』に出演当時、相手役だった少女時代ソヒョンとのスキンシップを拒み、最終的にドラマを降板したのもソ・イェジの指示だったとの疑惑だ。それについてソ・イェジは事実無根と否定したが、その余波で学生時代の暴力疑惑やスタッフへのパワハラ疑惑などが次々と浮上。以降、公式の場に姿を現していない。

その余波で次回作として出演が決まっていたOCNのドラマ『アイルランド』(原題)からも降板。昨年6月、ファンカフェに「信じてくれる人がいるというのは気持ちの良いこと」との内容が含まれた画像を掲載したことくらいしか、目につく活動がなかった。

そんなソ・イェジの復帰作となるのが、今年上半期放送予定のtvN新ドラマ『イブのスキャンダル』(原題)だ。

ソ・イェジ

『イブのスキャンダル』は、韓国を揺るがした財閥の2兆ウォン(約2000億円)離婚訴訟の内幕を扱ったメロドラマで、ソ・イェジのほかイ・サンヨプ、ユソン、パク・ビョンウンらが出演する。ソ・イェジは劇中で2兆ウォン離婚訴訟の中心に立つイ・ラエル役を演じる予定と伝えられた。

しかし去る1月20日、tvNが今年放送予定のドラマ紹介資料を公開しながら、騒動となった。多くの期待作が掲載されたその資料に、『イブのスキャンダル』が載っていなかったのだ。

そのため昨年、議論に包まれたソ・イェジの復帰作が抜けた背景をめぐり、様々な憶測が飛び出した。ソ・イェジの復帰が7カ月ほどと早すぎるため、放送が先送りされたのではないかとの見方もあった。昨年末からドラマの撮影が始まり、現在も撮影中と報じられていたからこそ、なおさら様々な意見があった。

しかしtvNによると、『イブのスキャンダル』は予定通り、今年上半期に放送されるという。広報資料から抜けたのは、他のドラマと同様にマーケティング的な内部事情があっただけで、特別なケースではないとのことだ。

いずれにしても、思わぬ騒動をまたもや経験することになったソ・イェジ。『イブのスキャンダル』を通じて無事に復帰するのか、注目が集まっている。

◇ソ・イェジ プロフィール

1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビューし、魅力的なマスクと演技力で存在感を示した。『夜警日誌』(2014年)、『ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』(2015年)、『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい~SAVE ME~』(2017年)などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じながら本格的な人気を得た。

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