出口のない恐怖を五感で!実際の廃墟で撮影された映画『鬼門』、韓国で8月18日公開決定

2021年07月31日 映画 #韓国映画

韓国映画で初めて2D、Screen X、4DXバージョンを同時に撮影、制作した最強のホラー映画『鬼門』(原題)の公開が来月に迫っている。

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1990年に集団殺人事件が発生した後に閉鎖された修道院に、心霊研究所の所長と好奇心旺盛な大学生たちが訪れることから始まるストーリーの映画『鬼門』(監督シム・ドクグン)が、来る8月18日公開されることが決まった。

同作は、ウェブドラマや広告などさまざまな映像演出を通じてキャリアを積んできたシム・ドックン監督初の長編映画デビュー作で、韓国映画界の明るい未来を期待させる作品だ。

『鬼門』を「疑問の死が連鎖的に起こる閉鎖された空間で繰り広げられる物語」と紹介したシム監督は、「短く太く、ストーリーにスピード感を与えてその中から引き出せる緊張感を巨大化させ、ストーリーの進行に集中した」と演出意図を明かした。

『鬼門』はリアリティを出すために実際の廃墟で撮影が行われた。シム監督は制作報告会で1人で廃墟に行ったことがあることを告白し、映画への熱意を伺わせた。

シム監督は「廃墟は実際恐ろしかった。1人で廊下を歩くと体が震えるほどの寒気を感じ、これを観客が直接感じられるようにすることが目標だった」とし、「見えないところに何かありそうで、それがいつ飛び出してくるか分からない心理的圧迫感を観客の恐怖を刺激すること自体が『鬼門』の強み」と自信を示した。

このように、『鬼門』は修道院という限られた空間で繰り広げられる体験型恐怖のジャンルの楽しさを活かしながら、観客たちの没入感と緊張感を高める予定だ。

『鬼門』で主演を務めた俳優キム・ガンウも「初の長編映画の演出であることが信じられないほど完璧だった」と監督の演出を称賛し、映画に対する期待感を高めた。

企画段階から2D、Screen X、4DXバージョンを同時に制作した唯一の韓国映画で、さまざまなフォーマットを通じすべての感覚を刺激する歴代級の恐怖体験を予告する。シム監督は「韓国映画産業に新しい枠組みを提示できると考えたし、今後もっと発展する可能性がある」と述べた。

注目すべき新鋭監督のデビュー作『鬼門』は、2DはもちろんScreen X、4DXなどのさまざまなフォーマットで、来る8月18日に全世界2000ヵ所で同時公開し、観客に特別な恐怖体験を与えるものと期待されている。

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