公開初日からボックスオフィス(チケット売り上げ)でトップに立った女優ソ・イェジ主演の映画『明日の記憶』(原題)が、公開週の週末も1位を記録した。
4月26日、韓国映画振興委員会の統合ネットワークによると、『明日の記憶』は公開最初の週末となった4月23~25日の3日間で10万1636人を動員。累計観客動員数を13万6040人とし、ボックスオフィス1位となった。
『明日の記憶』は、記憶を失って未来が見え始めたスジン(演者ソ・イェジ)が混乱する記憶のパズルを合わせながら、夫ジフン(演者キム・ガンウ)の衝撃的な実体に直面することになるミステリースリラーだ。ソ・ユミン監督の初の演出作であり、俳優キム・ガンウとソ・イェジの共演で関心を集めた。また撮影後、長い期間を経ての封切りでもあった。
ボックスオフィス1位の成果について『明日の記憶』側は、「今年初めて公開されるミステリースリラーであるだけに、そのジャンルだけが満たせる圧倒的なサスペンスと楽しみが観客をとらえている結果に見える」と伝えた。
続けて「特に映画を観覧した観客たちは、ソ・イェジとキム・ガンウの演技力と、卓越したストーリーテイラーであるソ・ユミン監督によるストーリーテリングに、好評と熱烈な支持を送り、公開2週目の成績に対する期待も高まっている」と明かした。
同映画は公開直前、主演女優ソ・イェジに数々の疑惑が浮上し、興行への影響が危惧されたが、いざ公開されてみると好スタートを切っている。『明日の記憶』がこのまま観客動員数を伸ばしていくのか、注目だ。
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