俳優ソン・ジュンギ、キム・テリが出演する韓国の新作映画『勝利号』(原題/チョ・ソンヒ監督)の予告編映像が公開された。
本作は2092年を舞台に、宇宙ゴミ清掃船「勝利号」の乗組員たちが大量破壊兵器人間型ロボット“ドロシー”を発見し、危険な取引を行う物語だ。
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予告編の映像は、広々とした宇宙、地球の上を遊泳している人類の新しい住処・衛星軌道の姿で幕を開ける。ハリウッドの専売特許だと思われてきた宇宙に、韓国人キャラクターたちを送り込んだSF映画『勝利号』は、韓国ならではの想像力と技術力で作り出された新世界へ、観客を惹きつける。
約3年ぶりにスクリーンに復帰した操縦士テホ役のソン・ジュンギは、持ち前の爽やかさが垣間見える余裕な笑みとは対照的に、靴も履かずに穴の空いた靴下を履いて勝利号を操縦する姿で好奇心を掻き立てる。
映画『お嬢さん』から『1987』『リトル・フォレスト 春夏秋冬』、ドラマ『ミスター・サンシャイン』まで、常に新たな時代で新鮮な役柄を披露してきた女優キム・テリは、勝利号の若きリーダー、チャン船長役。オールバックの短髪にサングラス、レーザーガンを構える威風堂々とした姿で、新境地を予告した。
スーパーヴィラン(強い悪役)に対抗して人類を救うハリウッドのスーパーヒーローではなく、それぞれ個人技や魅力を兼ね備えた韓国の宇宙清掃員たちが、どんなアンサンブルで宇宙を走り回り、“勝利”をもたらすかが、『勝利号』を見守るべき最大の理由だ。
映画『私のオオカミ少年』『探偵ホン・ギルドン:消えた村』を通じて新しい世界を披露してきたチョ・ソンヒ監督の宇宙SF映画『勝利号』。
ソン・ジュンギ、キム・テリ、チン・ソンギュ、ユ・ヘジンなど、演技派俳優たちが見たことのないダイナミックな宇宙で織りなす新鮮なアンサンブルと、迫力のある宇宙空間が楽しめる新しい映画への期待を高めている。
『勝利号』は、夏の封切りを目標にポストプロダクション作業中という。
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