世界190カ国のNetflixで配信中の韓国映画『狩りの時間』が、好評を博している。
本作は、新しい人生のために危険な作戦を計画した4人の友人と、彼らを追いかける正体不明の追撃者による、息が詰まるほどの緊張感を描いた追撃スリラー。
2011年の映画『Bleak Night』(原題)で「第32回青龍映画賞」新人監督賞を受賞したユン・ソンヒョン監督が手がけ、“最旬俳優”イ・ジェフン、チェ・ウシク、アン・ジェホン、パク・ジョンミン、パク・ヘスらの共演で早くから期待されていた。
今年2月に開催された「第70回ベルリン国際映画祭」で先駆けて本作に触れた海外メディアからは、ユン監督の演出に称賛を送った。
「ユン監督は、ジャンルの物語と視覚的なスリルが映画でどのように働くか、確実に知っている」(『The Hollywood Reporter』)
「4人の主人公を追う殺し屋こそ、ユン監督のムードのあるスリラーで最もカッコいい部分」(『Variety』)
そして4月23日、Netflixで配信開始されたあとも海外メディアからの好評が寄せられている。
アメリカの経済誌『フォーブス』(Forbes)は、「鳥肌の立つ赤色で地獄を描き出した。主人公たちは悪行を犯したにもかかわらず、その友情を応援したくなる」と、『狩りの時間』のミザンセーヌを褒め称えた。
他にも、「ドキドキさせる緊張感、リアルなアクション、そして俳優らの感情は、観客を十分魅了する」(『MEAWW』)、「ユン監督はディストピアを作るために派手な照明をうまく活用している」(『Bangkok Post』)、「銃弾が飛び交うアクションが、息が詰まる緊張感を与える」(『South China morning Post』)といった具合に、ユン監督が作り上げたディストピアと俳優らの熱演、サスペンスに対する絶賛が寄せられている。
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