“自発的シングルマザータレント”として韓国で活動する日本人タレントの藤田小百合が、結婚観について明かした。
藤田は6月12日、自身のインスタグラムを更新。「私が“生きている”と感じるのは、自分の心臓の音を聞くときではなく、あなたが笑ってくれるその瞬間」というメッセージとともに、息子・ゼン君とのツーショット写真を投稿した。
続けて、「友人が、自分の人生を任せられる人と出会いたいと言っていた。でも、人生は自分自身に任せるべき。そうすれば、どんなことがあっても自分の人生に被害者や加害者は生まれない」と、自立した価値観を語った。
藤田は2020年、結婚という選択をせず、精子バンクを通じて西洋人男性の精子を提供してもらい、ゼン君を出産。2021年には、KBS2のバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』に出演し、息子との日常を公開して大きな反響を呼んだ。昨年には、ナイジェリア人男性との熱愛が報じられたこともある。
最近では、MBCのトーク番組『ラジオスター』に出演し、シングルでの出産について語った。「個人的には、誰にでも“シングル出産おすすめ!”とは言いたくない。私は本当に年齢的にギリギリで、そのタイミングで産まなければもう産めないという状況だったから決断した。けれど、まだ若い人に“これ面白いよ”と、流行のように勧めるのは違うと思う」と、慎重な姿勢を見せた。
◇藤田小百合 プロフィール
1979年10月13日生まれ。東京都出身。韓国で活動する日本人タレント。2007年の韓国KBS2バラエティ番組『美女たちのおしゃべり』(原題)でブレイク。その後、韓国で数々のバラエティ番組に出演して顔を知らせた。40代に突入すると、子宮年齢がすでに「48歳」という診断を受け、自発的に“未婚の母”になることを決意。精子バンクに保管された西洋男性の精子提供を受けて妊娠し、2020年11月に日本で3200gの男児ゼンくんを出産した。
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