FIFTY FIFTY・キナが提起した元プロデューサーの私文書偽造疑惑、警察が「嫌疑なし」と判断

2025年05月29日 話題 #FIFTY FIFTY

コンテンツ制作会社The Giversのアン・ソンイル代表が、FIFTY FIFTYのメンバー、キナが提起した私文書偽造および偽造私文書行使の疑惑と関連して、警察から「嫌疑なし」とされたと伝えた。

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5月29日、The Giversは「2024年12月、キナが『著作権登録書類に本人の同意なしに自身の署名が使われた』としてアン代表を告訴した事件を捜査してきたソウル江南(カンナム)警察署は犯罪を立証する証拠が不十分だとし、最近不送致(嫌疑なし)という決定を下した」と知らせた。

江南警察署は不送致決定書で告訴人が主張する偽造文書の作成権限および偽造の可否について調査し、違法の事項が一切なく、著作権協会に登録されたことを確認したと明らかにした。

キナ
キナ

また、The GiversがFIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKTと外注契約を締結し、FIFTY FIFTYの音楽活動に必要な業務を総じて遂行したと認められる点などから、告訴人は文書の署名を被疑者側に包括的に委任をしたと見るのが妥当だと判断すると結論付けた。

ATTRAKTはこのような結果について、「理解し難い」と反発した。ATTRAKTはアン・ソンイル代表がキナに「君のサインは君がしたわけではないじゃないか」と話す録音資料をともに公開し、「真実を正し、アーティストの権利を守るために対応し続けていく」として、「すべての資料をもとに再捜査と法的責任を促す」と話した。

なお、キナはFIFTY FIFTYの1stシングル『The Beginning:Cupid』のタイトル曲『Cupid』の著作権登録書類に同意なしに自身の署名を使ったとし、2024年にアン・ソンイル代表を告訴した。

現在、The GiversとATTRAKTはFIFTY FIFTYのヒット曲『Cupid』の著作権帰属紛争に関連した訴訟を進行中だ。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナをはじめとするメンバーで構成され、2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビューしたガールズグループ。当初は4人組で活動し、2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースすると、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新して“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出して所属事務所と紛争し、最終的に3人が脱退してキナだけが残る結果に。キナに新しいメンバー4人(ムン・シャネル、イェウォン、ハナ、アテナ)を加えて5人組に生まれ変わり、2024年9月20日に新アルバムをリリースした。

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