俳優のパク・ボゴムと歌手兼女優のIUが共演した感想を語った。
【写真】Netflix『おつかれさま』のポスター&予告編公開
3月5日、コンラッド・ソウルでNetflixシリーズ『おつかれさま』の制作発表会が行われた。
Netflixシリーズ『おつかれさま』は、済州島で生まれた“勝気な反抗児”エスン(演者:IU)と、“お人好し”のクァンシク(演者:パク・ボゴム)が同じ村で育ち、人生を歩みながら繰り広げる冒険を、四季の移り変わりとともに描いた物語だ。
主演のIUとパク・ボゴムに加え、ムン・ソリ、パク・ヘジュンら実力派俳優が出演し、ドラマ『ミセンー未生ー』『シグナル』などを手掛けたキム・ウォンソク監督と、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のイム・サンチュン作家がタッグを組んでいる。
IUはパク・ボゴムについて、「個人的にとても楽しかった。同い年の友人で、10代の頃から知り合いだった」とし、「今回の作品で初めて本格的に共演したが、初撮影のときもまったく緊張しなかった。まるで幼い頃から縁を育んできたエスンとクァンシクのようだった」と語った。
パク・ボゴムも、今回の共演について「広告撮影で初めて会い、20代のときに少しだけ共演したが、本格的に演技で向き合うのは30代になって初めてだった。こうして一緒に演じる機会が持てたことが貴重だ。同い年の友人と共演できるのは、なかなかないこと」と感想を伝えた。
また、「IUがエスンの浮き沈みの激しい感情を見事に表現してくれたおかげで、クァンシクにしっかり没入できた。機会があれば、エスンとクァンシクではない別の役でまた共演したい」と期待を寄せた。
2018年のドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』以来、キム監督と7年ぶりの再会となったIUは、「キム監督との2作目が実現して本当に嬉しい。以前からイム作家のファンでもあったので、作品のオファーをいただいてすぐに出演したいと思った」と語り、「脚本を読んだら、どうしてもこの作品をやりたくなった。翌日には出演を決めていた」と振り返った。
また、エスンというキャラクターについては「涙もろく、反抗心の強い少女。物質的には多くを持っていないが、心の中には宝物が詰まっているような人物」と紹介し、「悲しみの中でも、クァンシクという幸運を人生のギフトとして受け取る幸運の持ち主」と表現した。
一方、キム監督は「IUは本当に素晴らしい女優だ。『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』のときに成長したのではなく、すでに当時から優れた俳優だった。ディテールが際立っていた」と評価した。
続けて、「音楽活動も忙しく、常に進化し続けているが、それに加えて演技力もさらに向上した。どれだけ努力をしてきたのかを考えると、本当にすごいとしか言いようがない」と絶賛した。
Netflixシリーズ『おつかれさま』は、3月7日より配信開始。
◇IU プロフィール
1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍有名俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。2022年4月に兵役義務を終えて除隊した。
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