韓国の男性インフルエンサーが突然この世を去った。
インフルエンサーのイ・ヒチョルさんは1月7日、この世を去った。39歳だった。
イ・ヒチョルさんの悲報を伝えたのは、普段から親交の深かったトランスジェンダーのユーチューバー兼タレント、プンジャだった。
プンジャは1月7日、インスタグラムのストーリー機能を通じて「この文章を書きながらも信じられないが、オッパ(兄さん)を愛してくれた方々、知人の方々のなかでまだ知らせに触れていない方々のために書き込みます。あまりにも愛するソウルサロンのイ・ヒチョルさんが今日、空の星になりました」と伝えた。
そして、「どうか良いところに行けるように祈ってください、皆さん。あまりにも突然のことなので、まだ連絡が取れていない知人が多いです。私にDMをいただければ、葬儀場をご案内いたします」と綴っていた。
イ・ヒチョルさんは生前、プンジャの親友としてさまざまなテレビ番組やラジオ番組に出演した。
1985年10月28日生まれのイ・ヒチョルさんはインフルエンサーとして活動する傍ら、飲食業のCEOやフォトグラファー、ビジュアルディレクターとして活躍した。ソウル江南区(カンナムグ)の狎鴎亭洞(アックジョンドン)で9年間パブを経営したほか、7人組ガールズグループCLASS:y(クラッシー)のビジュアルディレクターとして活動したこともある。
2023年8~11月には、プンジャの推薦でKBS2のバラエティ番組『家事をする男たち シーズン2』(原題)にレギュラー出演。プンジャのYouTubeチャンネルにゲスト出演した際には再生数100万回を記録するなど、韓国で話題の人物として注目された。
当時、イ・ヒチョルさんは漢南洞(ハンナムドン)にある自宅を公開。なかでも“化粧品室”の存在を明らかにすると、「家にあるすべての化粧品を合わせると、約5000万ウォン(日本円=約543万円)程度になる」と告白して関心を集めた。
そんなイ・ヒチョルさんだが、ここ最近は精神的に苦しい状況にあったようだ。
昨年12月31日、イ・ヒチョルさんは自身のインスタグラムで「これでいいのかと思うほど、とても大変だった2024年…実際のところ、自分にとっては健康も心も疲れて本当に大変な一年だった。苦しんだ分だけ学び、成長するということをよく知っているので、謙虚でしっかり勝ち抜くことを信じて、喜んで感謝の気持ちで送ってあげようと思う」と綴った。
そして、「これもまたありがたかったと!2024年の困難は必ず健康な自分の土台に上手く使うと!2025年の新年には私たちもっともっと元気に!柔軟な生活を維持し、毎回の瞬間で感謝に満ちた一年になることを願っている」と伝え、元気を出す姿を見せていたが、これが生前最後のインスタグラム投稿となってしまった。
なお、イ・ヒチョルさんの遺体安置所は、順天郷(スンチョンヒャン)大学付属ソウル病院の葬儀場に設けられた。出棺は1月10日5時、葬地は水原市(スウォンシ)の火葬場だ。
(記事提供=OSEN)
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