ボーイズグループTOMORROW X TOGETHER(TXT)のリーダーを務めるスビンが本日(12月5日)、24歳の誕生日を迎えた。
2019年のデビューから今年で5年目を迎えたTXT。2024年は4月に6thミニアルバム『minisode 3:TOMORROW』、11月に7thミニアルバム『The Star Chapter:SANCTUARY』をリリースしたほか、5月から12月にかけて3度目のワールドツアー「ACT:PROMISE」を開催し、世界のMOA(TXTのファンネーム)を熱狂させた。
また、日本では7月に4thシングル『誓い(CHIKAI)』をリリースし、同曲が日本レコード協会の2024年9月度ゴールドディスク認定で「トリプル・プラチナ」に認定された。
これは海外アーティストとしては今年唯一達成した記録であり、そのような日本人気もあって年末の『第75回NHK紅白歌合戦』初出場が決まるなど、“K-POP第4世代ボーイズグループ”としてさらなる飛躍を遂げている。
そんなTXTを今年も1年間、リーダーとして引っ張ってきたのがスビンだ。
2000年生まれで“辰年アイドル”でもあるスビン。2月のインタビューでは「今年も熱心に活動して、意義深い一年にしてみせます。個人的には、自分とメンバーたち、そして共に過ごすスタッフたち、みんなが疲弊せず健康であることを祈ります。うちのMOAもね!」と伝え、4月の6thミニアルバムリリース時には5周年に触れて「過去5年よりさらに長い時間、活動したいと考えた」とグループ愛を語っていた。
また、個人でも2月に重症心身障がい児支援のため1億ウォン(日本円=約1064万円)、4月に保護犬支援のため1000万ウォン(日本円=約106万円)を寄付するなど、ステージの外でも善良な活動を繰り広げてきた。
一方で、“大のKARAファン”としても度々話題に。8月には日本で開催されたKARAのツアー「KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”」にファンとして参加し、KARAのメンバーとの記念写真もインスタグラムで公開。「一生忘れることができない日…とても幸せでした、本当に」と綴り、MOAからも「あなたが幸せなら私も幸せ」とコメントが寄せられた。
さらに、11月からはYouTubeチャンネル「Pixid」の新コンテンツ「推しの推し」のMCに就任すると、初回では自身のKARA愛を存分にプレゼン。これを変装して聞いていたKARA・ギュリがサプライズで正体を現すと、恥ずかしそうに部屋の隅で体を隠すなど、純粋な姿も見せて注目を集めていた。
そんなスビンは現在、体調不良のため活動を休止している。
所属事務所BIGHIT MUSICは11月19日、スビンが体調不良のため病院を訪れた際に「医療スタッフから十分な休息と安静が必要だという所見を受けた」と発表。スビン本人は活動に非常に強い意志を示していたというが、事務所は「健康の回復が何よりも重要なので、相談の末にしばらく休息時間を持つことにした」とし、予定されているスケジュールへの不参加を明らかにしている。
もっとも、暫定的な活動休止状態であるとはいえ、スビンがTXTに欠かすことのできないメンバーであり、頼りになるリーダーであることは間違いない。今は心身をゆっくりと休め、再び輝くような笑顔をMOAに見せてくれるはずだ。
◇スビン プロフィール
2000年12月5日生まれ。本名チェ・スビン。歌手を目指したきっかけは、中学生時代に友人と学園祭でダンスを披露したこと。その後、中学3年生のときに以前からファンであったBTSの所属するBig Hitエンターテインメントのオーディションに応募。一次審査を通過するものの、書類に明記した電話番号に誤りがあり担当者からの連絡が大幅に遅れた。そのため十分な準備期間なく二次審査に臨んだが、無事に合格し同事務所の練習生となった。2019年にTXTのメンバーとしてデビューし、グループではリーダーを務めている。シャープな童顔が印象的だが身長は185cmと高く、好青年ビジュアルがたびたび話題となる。
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