女優のキム・ヘスがドラマ撮影中に太ももを負傷していたと明らかにした。
キム・ヘスは11月21日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで行われた「ディズニーコンテンツショーケース APAC 2024」の記者懇談会に参加し、「撮影中に負傷した」と告白した。
続いて、「『トリガー ニュースの裏側』撮影時、とても寒い冬で、体を使って多くのことを解決しなければならない状況だった。走っている途中に右太ももの筋肉が切れた」と残念さを醸し出した。
ドラマ『トリガー ニュースの裏側』は、検察や警察も解決できなかった事件を追跡する探査報道番組「トリガー」のチーム長オ・ソリョン(演者キム・ヘス)と、社会性ゼロの“天下りプロデューサー”ハン・ド(演者チョン・ソンイル)による生存取材記を描いた作品だ。
キム・ヘスは、「(オ・ソリョンは)探査報道のチーム長としてプロフェッショナルな姿がある。正義の仕事をしているが狂っている一面もあって、執拗に真実を追求する一方、頭の中では平和な世界を夢見る人物。あまり重苦しい感じではなく、キャラクター同士の息を合わせることに重点を置いた」と語った。
また、「偽のニュースを含んだリアルなエピソードが多い。エピソードごとにスタイルが違う。時には胸で、頭で、体でぶつかりながら事件を解決する。多彩な楽しみがある」と、ドラマの見どころを説明した。
本作で共演した俳優のチョン・ソンイルについては、「今回の作品で初めて会った。基本的に愉快で率直な人」とし、「『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』での姿は、演技的に完璧に表現されていた」と話した。
続いて、「今回は全く違う姿だ。思ったよりもっと実力のある俳優。撮影する時、皆がチョン・ソンイルの目つきに魅了された。スマートで純粋で優しくてみんなをいつも笑わせていた。本当に宝石のような俳優が出てきた感じ。現場でも様々な雰囲気が演出され、その雰囲気が他のものまで想像させる」と絶賛した。
なお、キム・ヘスが出演する『トリガー ニュースの裏側』は、Disney+で2025年に配信予定。
◇キム・ヘス プロフィール
1970年9月5日生まれ。韓国・釜山出身。中学3年生のときにCMモデルをはじめ、1986年に映画デビュー。以降、映画やドラマで数々の賞を受賞。1999年に主演したドラマ『グッキ』は、2006年に日本のNHK-BS2でも放映されたことも。主な出演作にドラマ『オフィスの女王』『シグナル』、映画『10人の泥棒たち』『コインロッカーの女』『修羅の華』『国家が破産する日』『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』など。
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