性売買疑惑に包まれたバンドマンが暫定的に活動を中断したことで、ファンの非難が相次いでいる。
ロックバンドFTISLANDの所属事務所FNCエンターテインメントは10月29日、「FTISLANDの今後の活動について深く議論した結果、暫定的に2人体制で活動を継続することに決めた。イ・ホンギ(ボーカル)、イ・ジェジン(ベース)は熱心に準備しただけに、公演は支障なく行う予定だ。ファンの方々、観客の皆様に心よりお詫び申し上げる」と発表した。
今回活動を中断することとなったのは、FTISLANDでドラマーを務めるチェ・ミンファンだ。彼は10月24日、元妻のユルヒから衝撃暴露をされている。
ユルヒは自身のYouTubeチャンネルで、結婚5年目にして3人の子供の養育権を手放してまで離婚した理由を明かしたのだが、チェ・ミンファンが常習的に風俗店通いをしていたというのだ。それだけでなく、風俗店関係者に電話をし、予約するような内容の録音データも公開している。
この録音データが公開されると、チェ・ミンファンは表舞台から姿を消し、公式SNSも沈黙。暴露翌日の25日に台湾で行われたFTISLANDのコンサートも出演していない。
チェ・ミンファンが“一時脱退”したことにより、FTISLANDは11月2日からの公演日程はサポートメンバーを迎えることとなる。2007年に5人組バンドとしてデビューしたFTISLANDは、17年目にしてメンバーの2/3がいなくなるという最悪の状況に直面してしまった。
FTISLANDは2009年のオ・ウォンビン脱退を皮切りに、2019年にはチェ・ジョンフンが集団性暴行の疑いで脱退。同年末には2009年に途中加入したソン・スンヒョンも抜けている。
メンバーの半分が脱退してもバンドは維持してきたが、今回のチェ・ミンファンの不祥事により事実上の瓦解危機に直面している。
チェ・ミンファンは昨年12月にユルヒと離婚して以降、4月からは3人の子供を一人で育てるシングルファザーとして育児バラエティに出演してきたが今回の件で降板し、配信中の過去回からも消された。バンド、番組関係者、そして何よりも信じてくれた家族とファンを裏切り、特大の失望を抱かせてしまった。
公式謝罪も釈明もなく、沈黙が長くなるなか、警察はチェ・ミンファンに対する告発状を根拠に違法性売買疑惑の内偵を開始したと知られている。
八方ふさがりとなってしまったチェ・ミンファン。少なくとも芸能界での活動は難しいか…。
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