「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、中国人女優リウ・イーフェイを差別したという主張が飛び出た。
ルイ・ヴィトンのグローバルアンバサダーを務めるリウ・イーフェイは、10月2日(現地時間)にフランス・パリのファッションウィークで開催されたファッションショーに参加した。
しかし、リウ・イーフェイがファッションショーに参加した姿が公開されると、中国のネット上では差別されていると主張が浮上した。
その内容とは、リウ・イーフェイが今回着用していた衣装が、BLACKPINKのリサが8月にイベントで着用していた衣装だったという点、そしてリサが「LVMH」グループのベルナール・アルノー会長らと最前列に座ってショーを観覧した一方、リウ・イーフェイの姿が前列になかったという点を差別の根拠として挙げている。
しかし、ブランドが時間を置いてアンバサダーに同じ衣装を着用させるのは珍しくない上、リウ・イーフェイもやはり先に開催されたルイ・ヴィトンのイベントで最前列に着席していた姿が捉えられたこともあり、中国の過度な非難という見方が多い。
なおリサはベルナール・アルノー氏の息子で、「LVMH」時計部門の最高経営者(CEO)フレデリック・アルノーとの熱愛が囁かれている。
◇リサ プロフィール
1997年3月27日生まれ。本名ラリサ・マノバン。グループ唯一のタイ出身メンバーで、2010年にタイで行われたYGエンターテインメントのオーディションでただ1人合格し、2016年8月にBLACKPINKのメンバーとしてデビューした。ダンスの実力に定評があり、長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスは圧巻。ステージで見せるクールな姿とは裏腹に、天真爛漫な性格。
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