K-POPガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所ADORのミン・ヒジン代表が、社内でのいじめやセクハラを隠蔽したという疑惑をかけられているなかで、事件当事者であるADORの元社員Aさんがミン代表を告訴する。
Aさんは8月23日、『月刊朝鮮』とのインタビューを通じて「心からの謝罪を受けてミン・ヒジンが事実関係を訂正するならば止めようとした」とし、「今後、法的措置を継続する」と明らかにした。
Aさんはミン・ヒジン代表に対して、勤労基準法や個人情報保護法の違反疑惑で刑事告訴、虚偽事実流布疑惑で民事・刑事告訴する予定だ。これと共にADOR役員B氏を不当労働行為・労使不条理疑惑でソウル雇用労働庁に申告することにした。
Aさんは、ADOR役員B氏の直属の部下として勤務した期間中、セクハラ発言、各種職場内いじめ、不当な待遇を受けて退社を決め、会社にセクハラ、職場内いじめに対するRW(社内倫理基準)申告をしたが、申告処分結果を共有された後に退社した。
しかしAさんは、ミン・ヒジン代表が「厳重警告」という親会社HYBE側の申告処分の結果を受け入れず、むしろAさんがB氏を社内いじめで申告すると、B氏と一緒にAさんに対する激しい悪口を言って告訴することを提案したとしている。
ミン・ヒジン代表は社内セクハラ事件の隠蔽疑惑に包まれると、これに反論する内容が盛り込まれたカカオトークの対話を公開した。
また、「現在の争点は不自然に混在している。特にセクハラ、隠蔽といった刺激的な言葉が無分別に乱用され、まるで経営権を奪おうとするような、法廷に提出すらできない誰かの誇張された言葉のように、事実と本質が薄められ、大きな陰謀があるかのように誇張されている」と主張した。
さらに「特に私は今回の論争の当事者ではないのに、無理に引き込まれ、すべての矛先が私に向けられている点が非常に不純である。あえてHYBEがいくつかの問題でメディアから集中攻撃を受けている時期に、突然A氏が登場し、自分が加害者として指摘した人物でもない、努力して仲裁した私を無理に狙い、わざわざ公開謝罪を求めているのは非常に疑わしい」と述べた。
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