NewJeansが所属するADORのミン・ヒジン代表に、新たな疑惑が浮上した。
親会社HYBEへの法的対応を明らかにしたなか、ADOR社内でセクハラにあったという女子社員の辞職を勧めたという疑惑などだ。
7月25日、韓国メディア『ディスパッチ』は、ミン・ヒジン代表がADOR役員A氏、巫女(シャーマン)らとのメッセージのやり取り公開。このなかでも、セクハラに遭ったという女性社員を無視したと伝え、波紋が起きている。
『ディスパッチ』の報道によると、ミン・ヒジン代表は2021年にお祓いと祈祷でおよそ7000万ウォン(約770万円)を使い、シャーマンに差し入れをするなど、特別な関係にあるという。ミン・ヒジン代表がシャーマンと祈祷した内容によると、ガールグループ出身スターの模倣禁止などだった。
また、ミン・ヒジン代表は3月に受け付けられたセクハラ事件から目を背けたりもしている。
女性社員Bさんが役員A氏を通報したのだが、ミン・ヒジン代表はA氏と会話する流れで告訴を煽るかと思えば、「私の気分傷害罪」という表現を使っていた。
続いて、A氏が「これからは(女性社員相手には)ご飯を食べようという話もしない」と伝えると、Bさんに対して「仕事も同じようにしながら、こういうことでも熱心にする」と話した。そしてA氏が「いくら考えてみても憂慮されることはしたことがない」という立場を伝えると、「無実で逆告発しなければならないのではないか」と話したりもした。
またA氏の立場文にコーチするなど肩を持ち、結局、BさんはADORから退社。A氏は警告措置を受けたと伝えられた。
『ディスパッチ』はミン・ヒジン代表とA氏のやり取りを公開するとともに、ミン・ヒジン代表がフェミニストを嫌う、ガールズグループのプロデューサーとして性認知感受性が不足していると主張した。
また別の社員Cさんとのやり取りも公開。「ミン・ヒジン代表は(実は)、自分のアイドルも卑下する。自分にだけ限りなく寛大だ」と付け加えた。
先立って『ディスパッチ』は、ミン・ヒジン代表が同じくHYBE傘下レーベルSOURCE MUSICの練習生だった現NewJeansメンバーたちをADORに連れて来ようと画策し、シャーマンと交わしたやり取りも報じた。これに対してミン・ヒジン代表側は、「デマなので法的対応を取る」と明らかにしている。
様々な疑惑がつきまとうミン・ヒジン代表側は24日、龍山(ヨンサン)警察署に、HYBE代表理事パク・ジウォン、最高法律責任者チョン・ジンスなどを相手に業務妨害、電子記録などの内容探知、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(情報通信網侵害など)、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)疑惑で告訴している。
一方、HYBEはこれに対して「ミン・ヒジン代表はこれまで、HYBEにノートパソコンなどのいかなる情報資産も提出したことがなく、監査に応じたことがない。2 人の副代表は、本人の同意の下、情報資産を提出した。当社が強圧的に取得したことはない」とし、ミン・ヒジン代表の告訴に対して誣告(ぶこく)で対応するという立場を明らかにした。
(記事提供=OSEN)
◇NewJeans プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
■涙の緊急記者会見と話が違う…「NewJeansメンバーを奪ったミン・ヒジン」報道に波紋
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