韓国公共放送KBSのパク・ミン社長が、“8月15日”の出来事について謝罪した。
8月15日は韓国で「光復節」と呼ばれ、日本の植民地支配から解放された1945年8月15日を記念する祝日となっている。
KBSはそのような重要な日に、着物や『君が代』が登場するオペラ作品を放送し、天気予報で表示された韓国国旗が反転していたことで国民から多くの批判を受けた。放送が物議を醸すと、ホームページで国民に向けて謝罪文を公開、夜のニュースで謝罪したのに続き、16日午前には役員会議で再び国民に謝罪した。
KBSのパク・ミン社長は役員会議で、「昨年11月の就任時に最も強調した部分が、KBSの主人は国民であり、国民に社会的イシューをきちんと判断できるよう正確な情報と知識を伝達し、放送を通じて慰めを得るようにしなければならないということだったが、国家的に重要な日に国民に不快感を与えたことに対しては、執行部を代表して心より国民の皆様へお詫びする」と述べた。
続けて、「今回のことを通じて、公共放送の役割と引き受けた責任に対して、より一層悩み、熱心に世話をして努力する」と明らかにした。
KBSは問題点を改善するため、副社長主宰のタスクフォースを直ちに発足。タスクフォースは報道、製作、編成、技術、人事、審議など、部署別の局長クラスで構成されるという。
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