韓国映画界から初めてカンヌ国際映画祭に進出した映画監督イ・ドゥヨンさんが、この世を去った。
イ・ドゥヨンさんは1月19日3時頃、ソウルのある病院で息を引き取ったという。享年82歳。
故人は昨年8月から肺がん闘病中だったと伝えられている。
1942年生まれのイ・ドゥヨンさんは、1970年に『失われたウエディング・ベール』で監督デビューし、多くの作品を手がけてきた。
特に、『避幕』(80)が1981年ベネチア国際映画祭で特別賞を受賞し、『女人残酷史 糸車よ、糸車よ』(83)は1984年カンヌ映画祭で「注目すべき視線」部門に招待されるなど、韓国映画としては初めて国際舞台に名を広めた。また同作は、韓国映画のカンヌ初進出作という記録も残した。
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