さらに、パート1ではヨンジンの母親に、パート2ではヨンジンからお金をもらったドンウンの母親は娘の復讐にきちんと灰をまくとみられる。
ドンウンの味方であるチュ・ヨジョンは剣舞で反撃する。服役者を治療した父親が結局、その服役者の手によって殺されたトラウマを持つヨジョン(演者イ・ドヒョン)は合法的な医療施術でドンウンの復讐に参加。ここに、パンドラの箱を開けて妻の過去を知ったハ・ドヨン(演者チョン・ソンイル)がどう転ぶのかも見どころだ。
ユン・ソヒの死をめぐる分裂と切り札の混乱
パート1でドンウンの前から校内暴力の被害者として名を連ねていたユン・ソヒ(演者イ・ソイ)の死にぐっと近づく。
学生時代、ヨンジンたちにいじめられ亡くなったソヒ。彼女の死は自殺という形で処理され、ヨンジンたちはドンウンを新しいいじめの対象とした。
ヨジョンの病院に安置されているソヒの遺体は、ヨジョンの父親の指示で冷凍庫に保存された状態だ。果たしてヨジョンの父親の死亡がユン・ソヒの死、もしくはヨンジンたちと関係があるのかも好奇心をそそる。
さらに、ユン・ソヒの死と関連したチョン・ジェジュン(演者パク・ソンフン)、イ・サラ(演者キム・ヒオラ)、チェ・ヘジョン(演者チャ・ジュヨン)など、ヨンジンの集団が互いに異なる計算をしながら分裂する過程は新しい見どころだ。
他の切り札はギョンラン(演者アン・ソヨ)だ。ギョンランはドンウンが退学後にいじめられた新たな被害者であり、現在はジェジュンの店で働き、ヨンジンの個人コーディネーターも兼ねている。
ドンウンがヨンジンのテレビ局を訪ねてきた時、ギョンランの表情と彼女の手首にあった火傷の跡からギョンランの活躍を期待することができる。さらに、相次いで登場する校内暴力の被害者がさらにいる可能性もあるという予測もできる。
ソン・ミョンオの失踪…ジェジュンの選択は?
ソン・ミョンオ(演者キム・ゴヌ)の失踪は、悪で団結したヨンジンたちを分裂させる重要なカードだ。警察はミョンオの後を探り、彼が麻薬など多様な犯罪に関与したという事実を知ることになる。仲間内の不正を全て知っている彼の不在が悪魔の実体と接していることが分かる。
そんななか、ヨンジンの娘イェソル(演者オ・ジユル)の実父が自分だということを知ったチョン・ジェジュンの選択は、新たな展開に進むものと見られる。
計8部作で構成されたパート2のうち、わずか1・2話のみが公開され、残りの6話で全てが回収される見通しだ。