超ヒット時代劇から10年…感動を与えた子役2人が青春映画に出演!キム・ユジョン&ヨ・ジング

2022年10月26日 話題

「忘れてほしいと言ったのか。忘れることを望んでいたのか。忘れようとしたが、あなたを忘れられなかった」

【写真】「涙出る」キム・ユジョンの“肩見せSHOT”

多くの視聴者の心を締め付け、最高視聴率42.2%を記録した時代劇『太陽を抱く月』(MBC)から10年。当時、お茶の間を涙の海にした2人の子役、ヨ・ジングとキム・ユジョンが同じタイミングで1990年代を舞台とした青春映画で復帰した。

先にテープを切ったのは、『太陽を抱く月』でヨヌ役を演じた女優キム・ユジョンだ。

キム・ユジョンは10月21日にNetflixで公開された映画『20世紀のキミ』で、1999年の清州(チョンジュ)で暮らす17歳の少女ナ・ボラに扮し、はつらつとした“初恋のアイコン”に変身した。

なぜ?青春映画に出演したワケ

10月19日に行われた『20世紀のキミ』制作報告会のキム・ユジョン

『20世紀のキミ』は、心臓手術を受けるためにアメリカ行きの飛行機に搭乗した親友の女子高生ヨンドゥ(演者ノ・ユンソ)の片想いを実らせるために、女子高生ボラの孤軍奮闘を描いた作品だ。パン・ウリ監督の自伝的な話から誕生した物語となっている。

まるでドラマ『応答せよ』シリーズや日本の青春漫画『H2』、台湾映画『私の少女時代-Our Times-」を連想させる青春ロマンスだ。パソコン通信、公衆電話、ポケベル、フロッピーディスクなど、1990年代を思い出させる小道具が懐かしい感性を刺激する。

ナ・ボラを演じるキム・ユジョンは1999年生まれだ。彼女は最近、本紙『スポーツソウル』とのインタビューで、「幼い頃から子役として活動し、先輩たちと一緒にやってきたので、90年代の歌に慣れている。カラオケの十八番がパク・ヘギョン先輩の『一日』であるほど」とし、「今この時期が一番、初々しくてきれいな自分の姿を表現できると思った。ちょうどその年代を表現できる雰囲気がある今が適期だと思った」と、出演の理由を明らかにした。

(画像提供=Netflix)『20世紀のキミ』

『太陽を抱く月』で幼い皇太子イ・フォンを演じた俳優ヨ・ジングも、1999年にタイムスリップする。彼は来る11月16日に韓国で公開される映画『同感』(原題)で、1999年を生きる大学生“ヨン”に扮して初恋の感性を与える。

映画『同感』は、2000年に公開されたキム・ハヌル、ユ・ジテ主演の同名映画(邦題『リメンバー・ミー』)をリメイクした作品だ。原作は1979年を生きる女子大生と2000年を生きる同じ大学の広告創作学科の男子学生が、古い無線機でコミュニケーションしながら繰り広げる物語を描いた。

今回リメイクされた『同感』は、過去の男子学生と現在の女子学生がコミュニケーションする話で、性別を逆にして差別化を図った。『20世紀のキミ』と同じく1999年が背景であるだけに、その時その時代を連想させるレトロな小物で視線を引く。

(画像提供=GOGOスタジオ)映画『同感』のヨ・ジング

ヨ・ジングは最近行われた制作報告会で、「最近は青春ロマンスを扱った映画と会うのが難しいが、20代の時に青春ものをフィルモグラフィーに残したいという個人的な欲があった」と出演の契機を伝えた。

韓国の大衆文化に1990年代がレトロな感性で召還されたのは、2012年に放送されたドラマ『応答せよ1997』(tvN)が初めてだ。その後、『応答せよ』シリーズは1994年、1988年を描きながらレトロな文化を蘇らせた経緯がある。

そのため『応答せよ』を見て育ったMZ世代にとって、1990年代は不慣れでありながらも慣れており、好奇心を刺激される年代なのだ。

10月17日に行われた映画『同感』制作報告会に参加したヨ・ジング

キム・ユジョンは、「私たちの世代は最先端の文物より、以前からあったが、自分には見慣れないことがより一層新しく感じられる」とし、「音楽や映像のすべて、今見て聞いても洗練されていて良い作品が多い」と話した。

彼女は「ヨ・ジング兄さんも『同感』を通じて90年代の青春ものに出演するという話を記事を通じて接した」とし、「頻繁に連絡することはできないが、いつも心で応援している」と付け加えた。

◇キム・ユジョン プロフィール

1999年9月22日生まれ。韓国・ソウル出身。2003年にテレビCMで子役デビュー。可愛らしいビジュアルと優れた演技力を持ち、ドラマ『イルジメ~一枝梅』(2008年)、『トンイ』(2010年)、『太陽を抱く月』(2012年)など、数多くの作品でヒロインの子供時代を演じた。2016年に主演したドラマ『雲が描いた月明り』で子役から脱皮し、大人の女優として本格的に活動をスタート。2018年に甲状腺機能低下症を診断されて一時期休養したが、同年11月に放送されたJTBCドラマ『まず熱く掃除せよ』で復帰した。

◇ヨ・ジング プロフィール

1997年8月13日生まれ。韓国ソウル出身。2005年にデビューし、数多くのドラマに子役として出演した。2012年には『太陽を抱く月』でキム・スヒョンの幼少時代を演じ、一躍注目を浴びる。主な出演作は映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』、ドラマ『テバク~運命の瞬間~』『王になった男』『絶対彼氏』(韓国リメイク版)、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』など。子役時代には女優のシン・セギョン、パク・ボヨンから「成人したらカップル共演したい俳優」として挙げられたこともある。

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