今年2月に亡くなったキム・セロンさんが生前、女優復帰のために“シンネリム(神懸かり、神霊が人に乗り移ること)”を受けたという疑惑が浮上した。
【キス写真】キム・スヒョン、キム・セロンさんが未成年のときに交際か
4月11日、ユーチューバーのA氏は自身のYouTubeチャンネルで、「亡くなったキム・セロンが昨年9月、ソウルの有名な巫堂(ムーダン、韓国の巫女)のもとで神降ろしの儀式を受けた」と主張した。
A氏は「(キム・セロンさんは)当初、神降ろしを受けるつもりは全くなかった。しかし、頻繁な悪夢や体調不良に悩まされていた。特に女優復帰への思いが非常に強く、『神降ろしを受ければ復帰できる』という言葉に強く揺さぶられた」と説明。
続けて、「知人たちによれば、当初は1000万~1500万ウォン(日本円=約100~150万円)で神降ろしの儀式ができると聞いて始めたが、霊を鎮める儀式が終わると、さらに高額な費用が必要であることが分かった。追加費用は3000万ウォン(約300万円)にのぼり、キム・セロンは知人から借金しようとしたが失敗した」と明かした。
しかし、4月14日、韓国メディア『韓国経済.com』は、「キム・セロンさんの遺族に近い関係者が、『キム・セロンが神降ろしを受けたというのは虚偽だ。絶対にあり得ない』と否定した」と報道。「以前、キム・セロンさんが民俗信仰を題材にした作品に出演したことをきっかけに、その分野に興味を持っただけ。巫堂は彼女の知人にすぎず、それ以上の関係はない」と付け加えた。
関係者によると、キム・セロンさんは映画『萬神』(原題、2014)や、ドラマ『優秀巫女カ・ドゥシム ~ソンヨン高校ゴーストバスターズ~』(2021)を通じて、民俗信仰に関心を持つようになったという。
なお、キム・セロンさんは今年2月16日、ソウル・城東区の自宅で亡くなっているのが発見された。享年24歳。
キム・セロンさんが亡くなると、ユーチューバーA氏はキム・セロンさんが未成年の頃から俳優キム・スヒョンと付き合っていたと暴露した。
キム・スヒョンは「付き合っていたことは事実だが、成人してから」と否定し、会見まで開くはめに。現在も遺族とキム・スヒョンの食い違う主張で、真実はあきらかになっていない状況だ。
(記事提供=OSEN)
◇キム・セロンさん プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。
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