神戸をゼロックス杯優勝に導いたイニエスタに韓国メディアが注目「水原三星は警戒すべき」

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でヴィッセル神戸と同グループを戦う水原三星ブルーウィングスは、神戸で輝きを放つアンドレス・イニエスタ(35)を警戒対象の最有力に挙げている。

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昨シーズンの天皇杯覇者であるヴィッセル神戸は、2月8日の富士ゼロックス・スーパーカップで昨シーズンのJリーグ王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に破り、初優勝を果たした。

この試合でキャプテンマークを巻いて出場したイニエスタは、正確無比なパスでドウグラス(32)の先制ゴールをアシスト。その他の場面でも際立った存在感を放ち、チームの優勝に貢献した。

そんなイニエスタが、2月19日にACLグループステージで水原三星と対戦すべく、韓国へと訪れる。

16年ぶり来韓のイニエスタを「依然として存在感は脅威」

韓国のサッカーファンの間でも、元スペイン代表の名は十分に知れ渡っているだろう。

本紙『スポーツソウル』のパク・チュンボム記者は、イニエスタを「スペインとバルセロナの全盛期をけん引した選手の1人」と説明し、「彼が獲得した優勝トロフィーだけで軽く30個は超える。30代中盤に差し掛かってはいるが、その存在感は依然として脅威だ」と述べた。

(写真提供=田村翔/アフロスポーツ)アンドレス・イニエスタ

水原三星にとって、イニエスタのパス能力とボールコントロールは警戒すべきだろう。たとえ全盛期には及ばないにせよ、老練さは深みを増した。ヴィッセル神戸のビルドアップで中心を担うイニエスタの右足から、数多くのゴールが生まれる可能性はとても高い。

ヴィッセル神戸は昨シーズンのJリーグで8位に終わったが、総得点では王者の横浜F・マリノス(68得点)に次ぐ61得点を叩き出した。このことも、水原三星にとっては脅威となるだろう。

イニエスタ自身は2004年のバルセロナ時代に水原を訪れた経験がある。当時は親善試合ではあったが、水原三星がバルセロナを1-0で破った。それ以来、イニエスタの来韓は16年ぶりとなる。

2年ぶりにACLの舞台に臨む水原三星にとって、ヴィッセル神戸のイニエスタは絶対に超えなければならない存在となるだろう。

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