大谷翔平の“韓国愛”が格別と言えるワケ…到着前から積極アピール、塁上の「アンニョンハセヨ」まで

大谷翔平(29)のロサンゼルス・ドジャースでのデビュー戦に“成功”だった。

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大谷は3月20日、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレスとMLB開幕戦に「2番・指名打者」として先発出場し、5打数2安打、1打点、1盗塁を記録。チームの5-2の逆転勝ちに貢献した。

今冬にドジャースと10年7億ドル(日本円=約1051億5247万円)の契約を結んだ大谷は、2024年シーズンは打者のみに専念する。昨季途中に右肘の手術を受け、投手としては依然としてリハビリ中だ。

韓国到着前から“愛”をアピール

そんななか、大谷は韓国で史上初となるMLB開幕戦という歴史的な舞台でマルチヒットと盗塁を記録。毎回の瞬間で最善を尽くすプレーで拍手喝采を浴びた。

大谷は16日の記者会見で、「韓国のファンの前でプレーすることは楽しいと思うし、韓国での試合をとても期待した。ここに来る1週間ほど前から楽しい気持ちだった」と入国の感想を語った。

さらに、韓国に対する格別の愛情を重ねて明らかにした。

大谷は花巻東高校3年次の2012年、第25回IBAF 18U世界選手権に出場したことがある。大谷は「あの時は高校生だったし、今とは違った。当時行ったことのある海外は韓国と台湾ぐらいだったが、韓国は自分が一番好きな国の一つだ。野球でまた(韓国に)戻ってきて、ここでプレーできてとても嬉しい」と語った。

大谷は韓国の野球ファンが大勢見守る前で、自己通算7回目の開幕戦にして初めてマルチヒットを記録した。「好きな国の一つ」の韓国で、良い記録も残した。

試合途中には、二塁ベース上でパドレスの韓国人内野手キム・ハソン(28)と挨拶を交わした。

3回二死走者なしの場面でパドレス先発ダルビッシュ有(37)相手に右前安打を放ち、直後に二塁盗塁まで成功した大谷は、盗塁成功後に二塁ベースで自分からキム・ハソンに声をかけた。大谷は笑顔で「アンニョンハセヨ(こんにちは)」と挨拶した。これに対しキム・ハソンも、笑いながら「アンニョンハセヨ」と返したという。

試合後、大谷はクラブハウスで日米の報道陣に囲まれ、韓国で行われた歴史的なドジャース・デビューの感想などを語った。その後は韓国の報道陣にも対応したが、カメラに向かって「こんにちは」「愛しています」と韓国語で挨拶しながら笑ったと、日本の報道陣は伝えていた。

大谷翔平
(写真提供=OSEN)大谷翔平

大谷は今回、韓国到着前に自身のSNSを積極的に更新。到着を控えワクワクする気持ちを数回にわたって表現し、太極旗(韓国国旗)の絵文字を掲載したこともあった。さらには指ハートのポーズで韓国のファンに挨拶し、韓国行きの飛行機に乗って「待ち遠しい!」という表現で気持ちを伝えた。

飛行機が韓国に着陸する直前には仁川上空を撮影し、太極旗の絵文字とともに入国を控えた気持ちを表していた。

大谷はドジャースの選手としての公式戦初戦となった開幕戦を終え、「先に勝利したのが良かった。諦めずに土壇場で逆転できたことがチームとして良かった。このような試合が多ければ、今後も勝利が増えると思う」と話した。

ダルビッシュとの日本人対決には、喜びの一方で惜しさもあった。大谷は初打席で「挨拶をしたかったが、ピッチクロックのため時間がなくてできなくて残念だ。ボールが素晴らしかったし、何とか安打1本を打つことができた」と話した。

大谷は安打を打って1塁に出塁した後、走塁コーチとヘルメットをお互いに軽くぶつけるセレモニーをした。彼は「ハンドシェイクのようなものだ。コーチからこれはどうかと言われ、やってみた」と話した。

開幕戦に先立ち、大谷はキウム・ヒーローズ、チーム・コリアとのエキシビジョンゲームで5打数無安打、2三振と振るわなかった。これに本人は「体が少し硬かったので、構えで少し違和感があった。そのせいでゾーンが少しずれていたようだ。昨日、ケアをして休んだので、今日は良かった」と話した。

大谷は8回に適時打を放つも、後続フレディ・フリーマン(34)の右飛で走塁死を記録した。二塁ベース通過後に再び一塁へ戻ろうとした際、二塁ベースを踏まなかったため、アウトとなった。これには笑顔で、「完全に自分のミスだ。二塁を越えずに戻ってきたと思ったが、審判の判定は二塁を越えたと言った。反省している」と述べた。

(記事提供=OSEN)

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