横浜F・マリノスのMF天野純(32)が自身の“J1復帰戦”を振り返った。
天野は2月25日、国立競技場で行われた東京ヴェルディとの明治安田J1リーグ第1節で後半27分にFWエウベル(31)と交代出場。同時投入されたMFナム・テヒ(32)と中盤を組み、チームの2-1の逆転勝利に貢献した。
「前半を見ていて、なかなか上手く行かないなというのはすごく感じました。90分通しても内容は良くなかったですが、結果的に勝利して反省できるのが一番大きいかなと思います」
前半に先制を許しながら、後半終了間際の2ゴールで逆転するという劇的な展開をこう振り返った天野。
そのうえで、「個人的なパフォーマンスとしては納得していないので、もっと上げていかなければならないと感じました」と自分自身を厳しく評価した。
直近2シーズン、天野は蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとKリーグ強豪2チームに期限付き移籍で在籍。韓国で積み重ねた経験を引っ提げ、今季3年ぶりに横浜FMのユニホームに袖を通した。
久しぶりのJリーグ、そして5万3026人が来場した国立でのプレーについては「素晴らしい雰囲気でした」とし、「マリノスサポーターの方々もたくさん来ていただいて、奇跡的な逆転を一緒に喜び合えて本当に幸せでした」と自軍のファン・サポーターへの感謝も伝えた。
そして最後、「今日の試合から学ばなければならないことはたくさんあると思います。しっかり内容を見直して、今日の勝利を次につなげていかなければならないと思います」と力を込めて語っていた。
なお、横浜FMは来る3月1日、本拠地・日産スタジアムでアビスパ福岡とのJ1第2節を戦う予定だ。
(取材・文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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