Kリーグ2(2部)のFC安養(アニャン)に所属するコスタリカ代表FWジョナタン・モヤ(31)に、飲酒運転によって2カ月間の試合出場停止処分が下された。
韓国プロサッカー連盟は4月4日、「飲酒運転で警察に摘発された安養のジョナタンに対し、Kリーグ公式戦出場を60日間禁止する活動停止措置を取った」と発表した。
続けて「今回の措置では、まずジョナタンの試合出場を禁止し、今後、賞罰委員会を開いて正式な懲戒をする予定」と付け加えた。ジョナタンの出場停止は、8日のKリーグ第26節から適用される。
“活動停止”は、社会的な問題を起こしたり、Kリーグの価値を毀損したりする不正行為に対して取られる。短期間での賞罰委員会審議が難しい場合、対象者のKリーグ関連活動を60日間(最大90日まで延長可能)臨時に停止する措置だ。
FC安養は3日、ジョナタンが飲酒運転で摘発したことを発表した。運転当時の血中アルコール濃度が、免許取り消し水準なら15試合以上、免許停止水準なら10試合の懲戒処分が下される。
FC安養によると、ジョナタンは1日の夜、知人たちとソウルで酒を飲み、2日の1時頃に寝たという。しかし、5時間後の6時30分頃、安養へと移動するためにハンドルを握り、高速道路でタイヤが破裂してサービスエリアに向かう途中、助けようとした交通警察に飲酒事実が摘発された。
ジョナタンは自身のSNSを通じて「安養とコーチスタッフ、すべてのチームメイト、安養ファンと韓国のすべてのサッカーファンに謝罪する」と頭を下げた。
なお、Kリーグでは昨年7月、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースに所属していた日本人MF邦本宜裕(25、現カーザ・ピアAC)が飲酒運転を摘発されたことがる。韓国プロサッカー連盟は60日間の活動停止処分を下し、最終的には契約解除となった。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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