4年前の“危険タックル”を忘れない…韓国ソン・フンミンに英サッカーファンがブーイングする理由

韓国代表FWソン・フンミン(30、トッテナム)が、エバートンファンの激しいブーイングにさらされた。

【写真】ソン・フンミンと破局した韓国の美人アイドル

4月4日(日本時間)、英リバプールのグディソン・パークで行われたプレミアリーグ第29節のエバートン対トッテナムは1-1の引き分けで終了した。

試合はトッテナムが後半23分にイングランド代FWハリー・ケイン(29)のペナルティキックで先制するも、終了間際にエバートンがDFマイケル・キーン(30)のゴールで同点に追いつき、両者勝ち点1を分け合う形となった。

衝撃…4年前のタックル事件

ソン・フンミンはこの試合に左ウィングで先発出場したが、1本もシュートを打てないまま後半37分に退いた。ただ、交代で投入された元ブラジル代表FWルーカス・モウラ(30)が出場わずか6分で一発退場となっていた。

昨季は23得点でアジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミンだが、今季は27試合を終えて6ゴールと振るわない。現在までプレミアリーグ通算99ゴールで、通算100ゴールの大台を目前としているが、あと1点が届かない状況にある。

(写真=現地通信員撮影)エバートン戦のソン・フンミン

そんなソン・フンミンに対し、グディソン・パークを訪れたエバートンのファン・サポーター3万9000人は試合中、彼がボールを持つと一斉にブーイングを浴びせていた。

というのも、約3年5カ月前の“事件”をまだ忘れていないからだ。

ソン・フンミンは2019年11月、同じグディソン・パークで行われたエバートン戦で、相手の元ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス(29)にタックルを試みた。すると、ソン・フンミンのタックルで転倒したゴメスは別の選手と衝突し、右足首の脱臼骨折という重傷を負ってしまった。

意図性はまったくなかっただけに、ソン・フンミンはショッキングな負傷に衝撃を受けていた。レッドカードで一発退場となった際には、動揺を隠せず涙を流す様子まで見せた。その後の試合で得点した際、ソン・フンミンはゴメスの快癒を望むゴールパフォーマンスもしていた。

しかし、エバートンのファンは衝撃の一件から4年近くたった今も、ソン・フンミンが心からの謝罪をしてもなお、相変わらずブーイングを送っていた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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◇ソン・フンミン プロフィール

1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。

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