韓国プロサッカー連盟は、2023年シーズンのKリーグ定期選手登録を3月24日に締め切った。
登録締め切りの結果、Kリーグ1では465人、Kリーグ2では460人と、計925人の選手が今季Kリーグでプレーすることになった。
これは登録手続きが完了した選手924人と、登録期間内に国際移籍確認書(ITC)発給申請まで完了した選手1人を合わせた数字だ。
今年の登録選手数は、前年度の定期登録期間に登録された選手855人と比べて70人が増加した。
これは、今シーズンから天安(チョナン)シティFCと忠北清州(チュンブク・チョンジュ)FCがKリーグ2に新たに参加し、K4リーグ参加のBチーム運営クラブが、従来の4チーム(江原FC、大邱FC、大田ハナシチズン、全北現代モータース)に釜山(プサン)アイパークが加わった5チームに増えたためと分析される。
Kリーグ1の12チームにおける1チーム当たりの平均人数は38.8人だ。全北現代(チョンブク・ヒョンデ)と大田(テジョン)が46人で最も多い人数を登録し、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が31人で最も少なかった。
Kリーグ2の13チームにおける1チーム当たりの平均人数は35.4人だ。釜山(プサン)が最多の45人、忠南牙山(チュンナム・アサン)FCが最少の30人を登録した。
22歳以下(U-22)の選手では、Kリーグ1で154人、Kリーグ2で123人の合計277人と、前年と比べて25人増加した。Kリーグ1では大邱(テグ)FCが22人、Kリーグ2では釜山が18人で最も多かった。
Kリーグ・ユース出身選手は、Kリーグ1で116人、Kリーグ2で159人の計325人と、前年と比べて16人増加した。自チームのユース出身選手が最も多いチームは全北現代で、全選手46人のうち17人が浦項のユースシステムを経験した。
準プロ契約を通じてKリーグでプレーすることになった“高校生Kリーガー”は、全北現代のコン・ジヒョンと釜山のキム・ミンスンの計2人だ。
また、アジア枠で登録された日本人選手は1・2部計7人。1部でMF江坂任(30、蔚山現代)、MF天野純(31、全北現代モータース)、MF鈴木圭太(25、大邱FC)、MF石田雅俊(27、大田ハナシチズン)、2部でMF西翼(32、ソウルイーランドFC)、MF高橋一輝(26、富川FC 1995)、MF佐藤優平(32、全南ドラゴンズ)がプレーする。
なお、シーズン中の追加選手登録期間は、来る6月23日から7月20日までの4週間となっている。
Kリーグ1全体:465人
→22歳以下154人、外国人枠52人(うちアジア枠10人)
蔚山現代:31人
→自ユース出身7人、他ユース出身2人、22歳以下8人、外国人枠5人(うちアジア枠1人:江坂任)
全北現代モータース:46人
→自ユース出身17人、他ユース出身9人、22歳以下21人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:天野純)
浦項スティーラーズ:36人
→自ユース出身11人、他ユース出身4人、22歳以下12人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:アレックス・グラント)
仁川ユナイテッド:38人
→自ユース出身9人、他ユース出身4人、22歳以下13人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:ハリソン・デルブリッジ)
済州ユナイテッド:32人
→自ユース出身5人、他ユース出身9人、22歳以下6人、外国人枠3人
江原FC:43人
→自ユース出身7人、他ユース出身8人、22歳以下13人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:イクロムジョン・アリバエフ)
水原FC:35人
→自ユース出身1人、他ユース出身6人、22歳以下6人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:ラクラン・ジャクソン)
大邱FC:42人
→自ユース出身4人、他ユース出身2人、22歳以下22人、外国人枠6人(うちアジア枠1人:鈴木圭太)
FCソウル:45人
→自ユース出身15人、他ユース出身8人、22歳以下18人、外国人枠5人(うちアジア枠1人:ホサム・アイエシュ)
水原三星ブルーウィングス:38人
→自ユース出身15人、他ユース出身2人、22歳以下8人、外国人枠4人
光州FC:33人
→自ユース出身5人、他ユース出身4人、22歳以下7人、外国人枠5人(うちアジア枠1人:アーロン・カルヴァー)
大田ハナシチズン:46人
→自ユース出身3人、他ユース出身9人、22歳以下20人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:石田雅俊)
Kリーグ2全体:459人
→22歳以下123人、外国人枠41人(うちアジア枠10人/東南アジア枠5人)
金泉尚武:32人
→自ユース出身0人、他ユース出身19人、22歳以下7人、外国人枠0人
城南FC:36人
→自ユース出身6人、他ユース出身10人、22歳以下9人、外国人枠3人(うちアジア枠1人:パトリック・フロットマン)
FC安養:34人
→自ユース出身2人、他ユース出身6人、22歳以下8人、外国人枠3人
慶南FC:37人
→自ユース出身5人、他ユース出身6人、22歳以下12人、外国人枠3人
富川FC 1995:35人
→自ユース出身2人、他ユース出身9人、22歳以下11人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:高橋一輝)
忠南牙山FC:30人
→自ユース出身0人、他ユース出身10人、22歳以下5人、外国人枠1人
ソウルイーランドFC:34人
→自ユース出身1人、他ユース出身9人、22歳以下6人、外国人枠5人(うちアジア枠1人:西翼/東南アジア枠1人:グエン・バン・トアン)
金浦FC:36人
→自ユース出身0人、他ユース出身13人、22歳以下9人、外国人枠3人
安山グリナース:37人
→自ユース出身2人、他ユース出身10人、22歳以下9人、外国人枠3人
釜山アイパーク:44人
→自ユース出身15人、他ユース出身8人、22歳以下18人、外国人枠2人
全南ドラゴンズ:36人
→自ユース出身3人、他ユース出身4人、22歳以下8人、外国人枠5人(うちアジア枠1人:佐藤優平/東南アジア枠1人:アスナウィ・マンクアラム)
天安シティFC:34人
→自ユース出身0人、他ユース出身10人、22歳以下11人、外国人枠5人(うち東南アジア枠2人:ヴー・ミン・ヒエウ、グエン・カイン・アン)
忠北清州FC:34人
→自ユース出身0人、他ユース出身9人、22歳以下10人、外国人枠4人(うちアジア枠1人:ピーター・マクリロス/東南アジア枠1人:コギレスラワン・ラジ)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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