サンディエゴ・パドレスのボブ・メルビン監督は、ダルビッシュ有(36)の開幕戦先発登板が難しいと見ているという。
ダルビッシュは今年、メジャー開幕戦に先発出場する予定だった。しかし、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)によって計画に支障が生じることになったようだ。
韓国メディア『OSEN』は3月24日、「“開幕戦の先発は厳しいだろう”WBC優勝の後遺症、ダルビッシュML日程に支障」と題して報じ、日本のスター投手に触れた。
ダルビッシュは22日(日本時間)、アメリカとの決勝で8回に登板するも、2安打1失点で危機に追い込まれた。だが、9回に登板した大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)が1点差を守り、日本は優勝を果たした。
『MLB.com』は、「ダルビッシュは彼に与えられた機会に感動を受けた。彼は2月、大半をパドレスのキャンプではなく、日本代表チームの同僚たちと一緒に練習した。ダルビッシュは若い投手たちと一緒にいることに喜んだ」と伝えている。
問題は、ダルビッシュのWBC出場がパドレスの先発ローテーションに影響を及ぼしたという点だ。
ダルビッシュは今大会で3試合に出場し、6イニングを投げた。それを踏まえ、『MLB.com』は「台本から外れた」と表現している。
当初、ダルビッシュと大谷はメジャー開幕戦が控えていることから、ベスト8まで投げる予定だった。しかし、日本は決勝まで進み、ダルビッシュと大谷に追加で登板することになった。
決勝での登板についてパドレスから許可は出ていたものの、「開幕戦には厳しいだろう」と言及したメルビン監督。ダルビッシュは2017年、2021年、2022年開幕戦の先発投手だったが、通算4度目の開幕戦先発投手となれるかどうかは不透明になっている。
(記事提供=OSEN)
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